嵐・相葉雅紀主演『貴族探偵』原作を“神改変”した第9話、原作ファンから「お見事!」と歓喜の声続出!!

2017.6.16

相葉雅紀

貴族の相葉ちゃん、あと2回しか見れないなんて……

 嵐・相葉雅紀が主演を務める『貴族探偵』(フジテレビ系)の第9話が6月12日に放送された。視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録し、第8話の7.0%から一気に1.4ポイント上昇。映像化不可能と言われていた、原作の一編「こうもり」を扱うということで、注目度が高まったものと見られる。

 同作は、麻耶雄嵩の短編シリーズが原作。相葉演じる年齢も本名も不詳という謎の貴族探偵。しかし彼は推理を「雑事」と言い放ち、使用人の山本(松重豊)、佐藤(滝藤賢一)、田中(中山美穂)に任せて、自らは優雅に女性の相手をするだけ。貴族探偵とともに、毎回事件に出くわす女探偵・高徳愛香(武井咲)が謎に挑むのだが、いつも惜しいところで外れてしまう推理。さて、今回は?

 第9話では、喜多見切子(井川遥)の遺体が発見された山間の渓谷に、愛香と鼻形雷雨(生瀬勝久)がやってくる。切子の遺体は外傷もなく、警察は事故死として処理したのだが、切子の死の真相を調べるために愛香から協力を依頼された鼻形は、当時の資料を後輩の警官に持ってくるように指示をする。

 警官を呼び出した喫茶店に、有名作家である大杉道雄(小市慢太郎)の姿を発見した鼻形。大杉の妻で元女優の本宮真知子(高岡早紀)の大ファンだという鼻形は、興奮して大杉にサインを求めに行くが、大杉は「プライベートなので」と断る。

 そのとき、鼻形の携帯に、貴族探偵の執事・山本から、「貴族探偵の愛犬シュピーゲルが女性の他殺体を発見した」と電話が入る。ほどなくして現場に到着した愛香と鼻形。殺害されたのは、真知子の妹で水橋佐和子(田中千絵)だった。美しい佐和子の遺体に目を奪われていた貴族探偵の姿もそこに。佐和子の頭には、なぜか花冠が……。

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