今回は、原作通りでは映像化不可能と言われた叙述トリックを、“いかにテレビドラマとしてわかりやすく仕上げるのか？”に注目が集まった。そのため、原作ファンから「オンエアまでに原作を読んでおいて！」という異例の呼びかけが広がり、予習をした上でドラマを楽しんだファンも多かったよう。ツイッターではオンエア中、原作との相違点や伏線を実況する人があらわれるほど、大いに盛り上がっていた。

　そして、原作とは違う意外な展開に衝撃が走った。

　ドラマの中盤で、原作と同じ犯人を愛香が推理してみせたのだが、犯人は別の人物。いわゆる、「原作が推理のミスリード」という展開になり、原作の予習を呼びかけた原作ファンも、ミスリードに加担したことになったのだ。これには原作ファンから「お見事！」「原作読んだ上ですばらしい裏切りに遭うなんて」と歓喜の声が溢れていた。

　また、ドラマ終盤には、貴族探偵が真知子を後ろから抱きしめるシーンがあり、相葉ファンは大興奮。原作ファンにも相葉ファンにも、まるで“ごほうび”のような第9話となった。

　来週19日放送の第10話には、ゲストとしてふぉ～ゆ～・辰巳雄大が登場。過去に“憧れは相葉くん”と公言していた辰巳が相葉と競演するとあり、2人のどんな絡みが見られるのか楽しみにしたい。