また、2012年に放送された番組『ジャニーズJr.の真実』（日本テレビ系）にも、サンチェ氏が登場。12年に行われた、Sexy ZoneとA.B.C-Zが出演したコンサート『Johnny’s Dome Theatre～SUMMARY2012』の舞台裏に密着する内容だったのだが、A.B.C-Zのアクロバティックな演出をサポートするJr.を集めたサンチェ氏は、「お前タレントだよ、お前スタッフじゃないぞ。スタンバイだけやるんだったらスタッフと一緒でしょ？　じゃなくてそれを“演じる”の、見られてるってこと。何か待ち構えてる、道具持って行くでもなんでも。これ全部A.B.C-Zやってるんだから！」と、振り付けだけでなく、舞台に立つ“心構え”までJr.に厳しく指導していた。

　そんな“恐ろしい”サンチェ氏だが、『ビビット』では、国分の影響もあってか終始穏やかな表情を浮かべていた。番組スタッフから「太一さん、いつもキーボードやってますけど、踊れたり？」と聞かれると、国分は「昔はめちゃくちゃ踊ってましたから」とドヤ顔。そんな国分にサンチェ氏が「踊っちゃう？」とむちゃ振りし、Jr.を集めて即興で踊ることに。困惑する国分だったが、「はい音！」と言って強制的に本番を始めてしまうサンチェ氏の姿はさすがであった。

　この様子にはファンも大盛り上がりで、「うわ～サンチェさんが『ビビット』に出てる！　そっちにしか目がいかない！（笑）」「こんなにJr.がいっぱい出てるのに、サンチェさんのお顔をガン見してしまう」との声がネット上に上がっていた。また、サンチェ氏の姿を初めて見たというファンも多かったようで、「これがウワサのサンチェさんか！　実在する人物だったんだ……」「え!?　サンチェさんがテレビに出てる！　ビックリした」と驚く人も。めったにメディアに出てこないため、Jr.よりも注目を集めていたようだ。

　ジャニーズファンならば知っておきたいサンチェ氏の登場に沸いた『ビビット』。“永久保存版”の映像になったこと間違いなしだろう。