今回律は、「誰かの役に立って死にたい」と明言した。だが、あとわずかな期間しか生きられない律が「誰かの役に立つ」ことはとても難しい。だからこそ当初は、名医がいるとの話がウソであることを知っても、長年世話になった韓国のマフィアのために命を捨てようとしたのだろう。ところが、そんな時に自分の弟が心臓移植を必要としていると知れば、どうせ間もなく死ぬのだから心臓を提供しようと考えるのも当然の流れかもしれない。
サトルが危険な状態に陥ったことで自分を責める凜華に、「大丈夫だ、オレが死なせない」と語る律。いぶかる彼女の目をまっすぐに見て、「オレが心臓やって、あいつを助けてやる」と落ち着いた口調で告げた。その短い言葉とポーカーフェイスの陰に、どれほどの思いと覚悟があるのだろうと思わせる名シーンだ。凜華もただならぬものを感じたのか、「何言ってるの」などと言い返すこともなく、ただ律の瞳を見つめるばかりだった。ファンからは、「情感にあふれていながら抑制された演技を見せる長瀬くんがすばらしくて、圧倒された」「長瀬くんの表情が魅力的でとても引き込まれる」といった声が上がっていた。
今回はこのほか、自分を手術できる名医がいるとの話がニセ情報だったことを知った律が歩道橋の上で空に向かって叫び、直後に頭を抱えて倒れ込む場面にも多くの反響があった。ネット上には「希望を持った律のあの絶叫は悲しかった……」「ウソだった希望から絶望に落とされるツラさ。人格が崩壊しそうな気持ちになると思う長瀬さんの演技が素晴らしかった」「凜華と生きていけるかもしれないという希望の光が閉ざされた絶望を思うと切なすぎる」など、一度の絶叫で深い悲しみと絶望を表現した脚本・演出と長瀬の演技をたたえる声が多く書き込まれた。
律が死に、その心臓がサトルに移植されるという流れはもはや動かしがたいように思えるが、まだ残っている謎もいくつかある。まず、麗子はなぜかつて産んだ子が“死産だった”と思い込んでいるのか。また、ライターの加賀美(六角精児)は麗子にどんな恨みがあるのか。そして、サトルの父親は一体誰なのか。これに加え、サトルがあまりにも身勝手な振る舞いを繰り返すことから、「これでサトルに律の心臓が移植されて助かっても全然喜べない!」との指摘もある。残る回でこれらの問題がすっきり解決されるのか、引き続き注目していきたい。
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