ここまで、ふぉ～ゆ～の“イイ話”が展開されたワケだが、前田は彼らの今後に「不安を抱いている」とか。他のJr.と比べて年齢が高いだけに、「この先どうやって彼らがね、生きてってくれるのか。“お母さん”として、そして“応援団長”としては心配」と思っているようなのだ。個人での活動が増えてきたことをうれしく思いつつ、「いくらいろんなお仕事をしても、4人になったらいい仕事を。キレのいいダンスを、私たちに見せてくれることをずっと約束してほしいと思います」とメッセージを送り、そして「年齢が来ても辞めないでほしいと思います」とひとこと。メンバーもその言葉に感動していたようだ。

　16年11月に放送された、ふぉ～ゆ～がパーソナリティを務めるラジオ『ふぉーゆーのぴたラジ！』（CBCラジオ）では、メンバー全員が30歳になったタイミングで、リーダーの福田悠太から今後の抱負が語られた。その中で、「デビューしない人間が30歳でジャニーズJr.なんて、ディスられるのもボクらわかってる」「人が『30歳でジャニーズJr.で、デビューもできてなくて』みたいな感じでいう気持ちもすごい理解したうえで、ボクらここやってますんで」など、“30歳Jr.”として活動することに誇りを持っている気持ちが語られ、ファンから応援の声が多数寄せられたことがあった。

　また、今年4月にタッキー＆翼・滝沢秀明がパーソナリティを務めるラジオ『タッキーの滝沢電波城』（ニッポン放送）に越岡裕貴と辰巳雄大が出演した際には、現在ジャニーズ事務所でデビューの定義とされている、“CD発売”以外の道もあると考えていることを明かした上で、「グループとしてまた違う形を作っていけたらなと思いますね」と前向きな目標を明かしていた。

　今回『ごごナマ』を見ていたファンからは、「ふぉ～ゆ～と美波里さん、そして光一さんのステキな関係性が伝わってきたなあ。美波里さんが4人のことをすごく応援しているのもうれしかった！」「ふぉ～ゆ～の良さがつまりすぎてて、至福の時間だった……！　これを見て興味持ってくれる人が増えるといいな」と、番組内容に満足する声が多々。また、「美波里さんが『辞めないで』って言ってたけど、これはファンの総意だよね。ずーっと応援してるよ！」「『絶対辞めないでね』って言葉になんか泣けた……自分も、どこか危うさを感じてたのかも知れないなあ」と、前田の発言が胸に刺さったというファンも少なくなかったようだ。

　光一に認められるほどの確かな実力がありながらも、なかなか世間的な認知を得るチャンスがなかったふぉ～ゆ～。しかし今後は“異色のジャニーズ”として、独自の道をひた走る彼らの活躍が見られる日も近いかもしれない。