八乙女はまず、「北海道ラスト、アリーナツアー無事怪我なく終わりましたー！　最高に楽しいツアーでした！」と報告。そして、「あのー…ラストの北海道の公演の最後の挨拶は本当に恥ずかしい姿を見せてしまいすみませんでした」と、“大号泣”をファンに謝罪していた。八乙女は自身がここまで泣いてしまった理由について、「10年間の思い出が走馬灯のようにブァーっと頭に浮かんで」きたことがきっかけだったと明かし、「必死にこらえていたものがプツンと切れて、気づいたら号泣してしまいました」と明かしている。

　そして八乙女は「初めて言うかもしれないけど」と前置きし、デビュー8、9周年目で漠然とした“不安”を抱えていたことを打ち明ける。自分たちの先輩と比べて「楽しい10周年を迎えることが出来るのか」、「ファンのみんなにちゃんと恩返し出来る10年になるのか」と考えを巡らせていたらしく、普段バラエティ番組で明るく振る舞う八乙女の姿からは想像できない、かなりネガティブな気持ちが渦巻いていたようだ。しかし、コンサートでこれまで支えてくれたファンの姿を見て「とにかく色んな事がラストであふれ出てきた」ため、涙が止まらなくなってしまったそう。いつでもファン思いな八乙女らしい理由と言えるだろう。

　また、「Hey!Say!JUMPのSTAFFで幸せ」と書かれた応援うちわや、「3ヶ月間アリーナツアーおつかれさまでした」などと書かれたメッセージボードの写真も掲載されており、これはすべて今回のコンサートツアーにかかわったスタッフから、JUMPメンバーに贈られたもののよう。アンコールでの“カレーサプライズ”しかり、メンバーとスタッフの良い関係性を感じさせるエピソードだ。

　八乙女のブログを読んだファンからは、「ひかぺ読んでまた号泣。光くんのファンでよかったよ～！」「真っ直ぐな思いが伝わるステキな文章。光くんも涙もろくなってるみたいだけど、自分も同じだわ（笑）」「私たちの知らないところで悩んでることもたくさんあって、それでも笑顔でいようとがんばってくれてるんだなぁ。改めて、本当にありがとう！」と感動の声が上がっており、まだまだコンサートの熱が冷めない様子。八乙女のストレートな文章が、ファンの心に突き刺さっているようだ。

　そんな興奮冷めやらぬまま、12月8日からは大阪・名古屋・東京にてドームツアーが開催される。11年目のHey!Say!JUMPにも、大いに期待したいものだ。