「嵐じゃなかったら呼ばれてない」! 二宮和也・櫻井翔が語った、アイドルであることの“プライド”

2017.10.28

嵐

とてつもない覚悟でアイドルやっててくれてありがとう……!

 嵐の二宮和也が10月27日放送の『あさイチ』(NHK総合)にゲスト出演。司会を務めるV6井ノ原快彦の前で、自身の俳優としてのスタンスについて大いに語った。

 2015年12月に公開された山田洋次監督映画『母と暮せば』では、第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、俳優として高い評価を受けている二宮。今年11月3日より公開される映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』では、どんな味でも再現できる“麒麟の舌”を持つ天才料理人・佐々木充として主演するなど、若手を代表する演技派俳優として活躍している。

 そんな二宮はトークの中で、「家に台本を置かない」と意外な発言をし、井ノ原と有働由美子アナウンサーを驚かせる。セリフは車移動の際に覚えるそうだが、二宮は「しっかり覚えないんで」とまたまた仰天発言。しかしこれには二宮なりの理由があるようで、「台本に書かれているセリフとかって、ムダが無いっていうか、全部整って書かれているじゃないですか。だから、自分がそんなに毎日毎日、正しい文節でしゃべってないので」とのこと。自然な演技になるよう、そして柔軟に対応できるように余白を残しておくことを意識しているようだ。

 しかし井ノ原は、脚本家・倉本聰を例に出すなどし、「一言一句覚えてほしいという脚本家もいるのでは」と質問。二宮はこれに「倉本さんとやってる時は『そのままでいいです、あなたは』って(言われた)」とのことで、セリフを「しっかり覚えない」やり方にお墨付きをもらっていたと明かした。それ以降も、「一言一句覚えろ」と要求する脚本家や監督には、あまり出会わなかったとのこと。二宮が俳優として信頼されている証しだろう。

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