今年7月、突如デビューを発表した4人組ダンスボーカルグループ・ANTIME(アンティム)。Kauan(カウアン)、U(ユウ)、AM(アム)、Fu (フウ)と、「あれ? メンバーに見覚えあるかも?」と思ったジャニ研読者も多いはずです。
そんな彼らに前回は、“結成秘話”や“メンバーについて”などに迫りましたが、第2回目は“新曲について”“グループの今後の目標”について聞きました。
――グループ活動の話に戻りますが、10月末にYouTubeでファン待望のダンスビデオ「Time Goes By」を公開していましたね。これまで、ANTIME OFFICIALチャンネルで配信された動画は、ミュージックビデオやメイキングなど、メンバーの方が歌ったり、話している場面が多かっただけに、コメント欄も「ダンスだ! ずっと見たかった」「やっぱりみんなうまい」と、好意的な反応が多かったです。歌やダンスをする上で、何か気をつけていることはありますか?
Kauan ボクは、ガタイがほかのみんなよりいいので。ダンスの際は、スマートに見えるような動きを意識しています。音を遅くとったりとか、なるべくためて踊りますかね。とはいえ今はグループですから、揃うように合わせます。自分は振り付けもやるんですが、その時は「お客さんに伝わるうまさ」を追求しているんです。あとは“音を感じること”が重要。演技と似ていて、音楽の世界に入り込むというか。ダンスも、歌に入り込まないと感情って伝わらないので。表情にも出ますからね。悲しさ、切なさ、楽しさ……っていう感情をのせて、自然と体が動くようにしています。
――歌についてはどうですか?
Kauan 歌って、ごまかしが利かないんですよね。ダンスと違って、情報が耳だけだから。息遣い、ビブラート、細かいニュアンスも追求しています。歌声を曲の雰囲気に合わせるのは、スゴく難しいことでもあるんですけど。
Fu ボクは歌だと、声質的に単調というか。特にサビでほかの3人と声が重なる時は、目立たないんです。プロデューサーさんに「声張って。もうちょっと抑揚つけて」とか、アドバイスを受けます。音程とかリズムを取ることは割と得意な方なので、逆に自分をわざと崩していくようなイメージですね。
Kauan Fuって、歌もダンスも優等生なんだよね。
Fu 特に歌は声量がない方だから、崩す方とダイナミックさの2つを意識してます。ダンスで気をつけている点は「大きく踊る」「腰を落とす」「手をきちんと伸ばすところは伸ばす」とか。ダンスは首の角度、胸の角度でだいぶ見え方が変わってくるんですよ。自分は振付師さんに教わったことを真っすぐできるタイプなので、メンバーの「ここがいいな」と思ったところをチェックしてみたり。
U ボクは、歌やダンスは性格が表れると思っていて。ダンスの面では音を感じることはもちろん、振付師さんが何を伝えたいのか、または“緩急”を大事にしています。1サビでは普通に踊って、ラストに持っていくときにパッションを2割ブチかまして、「コイツここに魂込めてるな」って思ってもらえるように。例えばAMとかだと、ダンスに色気があるんですよ。メンバーそれぞれの良さはあるんですが、自分の色を消しちゃうともったいないので。パッションを出せるところは出すっていう。
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