カッコよく登場し、カッコ悪い走りで笑いを誘う!? 風間俊介大活躍の『陸王』第8話

2017.12.13

風間俊介

銀行員辞めてももチーム陸王は辞めません!

 風間俊介が出演するドラマ『陸王』(TBS系)の第8話が12月10日に放送され、視聴率は自己最高の17.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。前回から2.8ポイントもアップし、最終回に向けて注目が集まっていることがわかる。本作は埼玉県行田市で100年以上続く老舗の足袋メーカー「こはぜ屋」を舞台に、会社存続をかけてランニングシューズ「陸王」の開発に心血を注ぐ人々を描く企業ドラマだ。

 風間演じる銀行員・坂本太郎は、こはぜ屋に新規事業を始めるようにと助言した人物。その後投資会社に転職し、窮地に陥っているこはぜ屋への投資を模索するも、会社判断で見送りとなってしまう。代わりに坂本がこはぜ屋に持ち込んだのは、世界的アウトドア用品メーカー「フェリックス」がこはぜ屋の買収を望んでいるという仰天プランだった。

ところが、こはぜ屋社長の宮沢紘一(役所広司)はこれに猛反発。代々受け継いだ会社を売り渡すくらいなら元の足袋屋に戻ったほうがマシだと激怒し、「帰ってくれ! 」と坂本を追い返した。宮沢からこの話を聞いたこはぜ屋の社員たちも、「銀行辞めて考え方も変わっちゃったんじゃないですか」「今回ばかりは坂本ちゃん見損なったよ」と憤る。「チーム陸王」の一員としてこはぜ屋の人々に全面的に信頼されていた坂本だが、良かれと思って持ち込んだ買収話がアダとなってしまった。こはぜ屋の門を出る坂本の口は真一文字に固く結ばれ、その表情には悔しさがにじんでいた。

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