『もみ消して冬』最終話、Hey!Say!JUMP山田涼介に絶賛の声! “コメディ俳優”としての代表作に?

2018.3.20

山田涼介

役者のみなさんはすばらしかったですよ、役者のみなさんは

 Hey!Say!JUMPの山田涼介主演、ジャニーズWESTの小瀧望が出演しているドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。3月17日放送の最終話は、平均視聴率10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、2ケタ回復で有終の美を飾った。

 同作は、東大卒で超金持ちの3きょうだいが一家の事件を奇想天外な方法で解決する、ハチャメチャなホームコメディ。山田は末っ子で、将来有望な警視庁勤務の警察官・北沢秀作を演じている。長男の博文(小澤征悦)は、昇進のことばかり考えている天才心臓外科医で、長女の知晶(波瑠)は性格がキツく口が悪い敏腕弁護士。3人の父親・泰蔵(中村梅雀)は、難関私立中学校の学園長である。秀作の後輩で、いつも秀作に的確なアドバイスをする警察官・尾関光希役を、小瀧が演じている。3きょうだいはケンカしながらも一家の珍事件を解決してきた。

 前回第9話では、秀作と同じ日に同じ病院で生まれた吉田邦夫(加藤諒)という男が突然登場し、2人は赤ちゃんの時に取り違えられたという衝撃の事実が発覚した。2人は試しに1週間、それぞれ“本当の家族”と暮らしてみることに。秀作は些細なことでも「ありがとう」と感謝してくれる吉田家の人たちに「安住の地を得た」と満足げで、邦夫も北沢家のセレブな暮らしが気に入り、「ボクたち、このまま完全に入れ替わったほうがよくないですか?」と提案する。秀作も「オレも今日、同じ提案をしようと思っていたんだよ!」と即同意。2人はこのまま、完全に入れ替わることになったのだった。

 そんなとき、泰蔵が取引先の女性・ミランダ(シンシア・チェストン)との密会現場を写真に撮られ、金をゆすられるという事件が発生。表沙汰になれば、一家に大きな危機が訪れることに……。家族がピンチであることを執事の楠木松也(千葉雄大)から知らされた秀作は、一度は助けることを断ったものの、ある朝、吉田家が飼っているニワトリの卵を取りに行ったときに「鳥は『ありがとう』と言われたくて卵を生んでいるんじゃない。朝が来るから卵を生む、それだけのことだ。なのにボクは、家族に『ありがとう』と言われたくて卵を取りに来ている」「見返りを求めず、無償の愛と豊富なタンパク質を提供してくれる鳥……そんな鳥のような人間にボクはなりたい!」と、ふと思う。

 そして、最後の置き土産として、泰蔵とミランダの写真を撮った悪徳探偵事務所に侵入し、写真の“もみ消し”を試みる秀作。しかしそこで、泰蔵にもみ消しを命じられてやってきた邦夫と鉢合わせてしまい、さらに、2人の侵入に気づいた警察が来てしまう。はたして2人の運命は……?

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