アイドルとは実に儚いものよ

　5月31日、NEWS手越祐也がジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」内のブログ「NEWS RING」を更新したのだが、その内容がファンの間で“意味深”だと話題になっている。

　同ブログはメンバー4人が交代で更新を行っており、しりとり形式でテーマを決めて、それぞれの近況や自身が今考えていることなどを語る場となっている。今回手越は「アイドル」というテーマで文章をつづっており、「日本のアイドルって独自の文化だよねー。世界にはない」と日本と世界の違いについて、何か感じることがある様子。手越は続けて「もし子供がアイドルになりたいって言ったらなんていうんだろーなー。子供には海外に住ませてあげたいかなー」と、将来の展望についてもつづっている。

　また、日本のアイドルはマルチに活躍することが求められる現状を明かし、「小山（慶一郎）さんはほぼ毎日キャスターで声だしてるし、俺もバラエティ出たりして休めない」と吐露。しかしその一方、「俺はそういうスケジュールの時こそ燃える性格してる」「こんな忙しいのにこんなパフォーマンス出来るんだ！って思われたい!!」ともつづっており、手越にとって、忙しいことはモチベーションにつながっているようだ。

　アイドルに対する手越の考えがつづられる中、“海外進出”への意欲が高まっていると思われる文章も。「もっとアジアや世界と戦いたいなー」とした上で、純粋に歌や踊りなどのパフォーマンスが評価される海外で勝負をかけたいよう。「せっかくならもっともっと歌手としてアーティストとして大きくなりたい」と目標を掲げ、「俺がジャニーズのアイドルでいるうちに1つでも多く夢が叶えられるといいなぁ」という一文で、ブログを締めている。

　手越はバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）で頻繁に海外ロケを行っているだけでなく、増田貴久とのユニット「テゴマス」も、2006年にシングル「ミソスープ」でスウェーデンデビューをはたしている。ジャニーズアイドルの中でも海外での活動が多いため、「アジアや世界と戦いたい」という気持ちが人一倍強いのかもしれない。