東日本大震災後、企業のCMが自粛されたことで、テレビのCMタイムはACジャパンのCMが放映されていますが、パターンが少ないCMが繰り返し流れることで視聴者の評判は芳しくありません。

出演者には何の責任もない話ですが、乳がん・子宮頸がんの検診を啓発・促進するCMに出演中の仁科仁美は、「想像もしていませんでした。それと同時にどうする事も出来ないのが現状です」と、苦しい胸のうちを自らのブログで綴っているほどです。

そこでACジャパンは、メディアの第一線で活躍しているタレントやスポーツ選手が出演する新CMを制作。その中にはSMAPや嵐など、わがジャニーズ事務所の所属タレントも含まれています。

SMAPはトータス松本と「日本の力を、信じてる」篇に出演。「あなたはどんな時でも一人じゃない」（香取慎吾）、「ぼくらが、みんながついています」（草なぎ剛）、「互いに譲り合い、助け合いながら」（稲垣吾郎）、「強く、強く、未来を信じて」（木村拓哉）、「今、ひとつになる時」（中居正広）、「日本の力を、信じてる」（全員）と持ってるフリップを自分の言葉で語りかけます。

嵐は節電や物資買い占めの抑制などを訴える「今、わたしにできること・呼びかけ篇」に出演。大野智が中心でやはりフリップを自分たちの言葉で「被災地の人の気持ちになって考えてみよう」と声を揃えています。

これから当分の間、目にする事になりますが、「国難」の際に選ばれた国民的タレントとして、選ばれたジャニーズ事務所の2組には、復興のシンボルとして頑張って欲しいと思います。

『嵐 解体白書』は５人の素顔をと実像に迫り、その魅力を再発見する待望の一冊になっています。