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SMAP史のタブー、森且行脱退は“序列の変更”で解禁へ

2011.11.21

SMAPが去る12、13日、東京ドームで3万人を動員する20周年記念ファンパーティーを行いました。すでに多くのファンブログで内容は書かれていますが、「手のひらサイズのコイン」が高評だったようです。

雑誌の発売はその少し前でしたが、『女性セブン』(11月17日号)ではその予告編を兼ねて、「SMAPのタブー破り」を記事にしました。

SMAPのタブーとは、もちろん「森且行脱退の真実」についてです。

96年5月、「『スマスマ』が始まる全体ミーティングの日に、“辞める”っていったんだよね」(9月9日、「西武園ゆうえんち」のファンミーティングで香取慎吾)という森の脱退会見は、中居正広だけが付き添ったさびしいものでした。

ジャニーズ事務所側では、「嫌になって辞める者の引退会見など出る必要はない。誰も出るな、森なんてもうSMAPじゃないんだ」と、SMAPのメンバーに通告。中居だけはこの命令に反して、自分がかつて憧れていた読売ジャイアンツのユニフォームを着て会見に臨み、オートレーサーへの夢を実現させるべく芸能界を辞めていく森へのはなむけにしたといわれます(『完全保存版 ジャニーズの歴史 光も影も45年』

一方、同誌では違う言い分を載せています。

「オートレースは公営といえどもギャンブル。大半を占める中高生の女性ファンが、オートレース会場へつめかける可能性を考えて、その後、事務所はテレビ局や新開などが、森の映像資料などを使用することを厳禁としたんです。送別イベントもなかった。一見冷たい対応でしたが、それもすべてファンのことを考えてのことだったんです」(芸能関係者)

「冷たい記者会見」とその後の長い間の「森タブー」は、まるでジャニーズ事務所の配慮であったかのような説明です。

しかし、森且行が在籍していたのは20年中最初の5年だけです。当時の「中高生の女性ファン」はとっくに三十路に入り、結婚して子どももいる世代ですし、新しいファンは森「メンバー」のリアルな姿を知りません。

にもかかわらず、「オートレース会場へつめかける可能性」だの「ファンのことを考えてのこと」だのというのはいささか苦しい説明に聞こえなくもありません。

最近まで映像はもちろん、森且行という名前を話題にすることすら禁じるなど徹底した「SMAP史の修正」に懸命だったではありませんか。

同誌の記事は、「森という6人目のメンバーがいたことを、5人はこれからはごく普通に語っていくことだろう」と結んでいます。事務所も15年たち、ようやく「6人目のメンバー」として彼をSMAP史に復活させることを承諾したということでしょう。

しかし、歴史を正しく修正する気があるならば、「6人目」というのは看過できない記述ではないでしょうか。

コメント

  1. あ? より 2014年7月28日 12:43 PM

    喧嘩別れのに美談にするなよ

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