――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?
■今日の発言者
亀梨和也(KAT-TUN)
「君は、ほうきで掃かれたらいなくなるJr.」
主演映画『俺俺』の全国封切りを目前にしたKAT-TUN亀梨和也が、17日、『another sky-アナザースカイ-』(日本テレビ系)に出演した。毎回、ゲストが海外にある第2の故郷や憧れの地にロケに赴った映像を交えながら、人生そのものにリンクするトークを展開していくのがこの番組のコンセプト。フランス・パリを訪れた亀梨は、小路をバックに「コマネチ! バカ野郎!」というビートたけしのものまねをジェスチャー付きで披露。かっこつけ、尖がった男・亀梨が、唯一飾らずにすべてをさらけ出せる街がパリなのだと納得したワンシーンだ。
デビューをはさんだ1年くらいは、「かっこつけ」という名の鎧をまとい、最愛の家族ともあえて距離を置いた。なぜなら「コンプレックスを補うため、かっこでもつけて自分が変わらないと戦えない」と感じたからだとか。デビューを果たし、ドラマへの出演も増え、世間の注目を浴びるようになった亀梨二十歳の頃、かっこつけて独自のスタイルを頑ななまでに貫いていた彼が、初めて独りでパリに渡った。
「観光客だと思われたら狙われるかも…とビクビクで、かっこつかない自分がいて“ダッセー!!”と思った。いきがっていた自分の愚かさを気付かせてくれたパリ。だから、パリでは、かっこつけずありのままの自分でいられる」
パリ滞在を満喫する亀梨は、かっこつけの原点であるコンプレックスについても初めて言及。「仲の良い同級生のJr.は、芸能の高校に進学を決めた。自分もそのつもりでいたら、ある人に“君は、ほうきで掃かれたらいなくなるJr.”と母親の前で言われ、すっごい悔しかったし、情けなかった。辞めたいと思った瞬間だった」と語った。
その直後、社長が「YOUは、絶対この道でやっていくんだよ」と言い、KAT-TUN結成。亀梨は元の自分を取り戻す作業に入っているのかもしれない。
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