ジャニーズの中でも、トガったヤンチャなグループとしてデビューしたKAT-TUN。近年は、野球解説やコメンテーターなどデビュー当初にはイメー ジできなかったジャンルへの進出が目立っているメンバーたちだが、グループの雰囲気も、かつてとは大きく様変わりしているという。
2001年にKinKi Kidsの堂本光一の専属バックダンサーとして結成され、05年に亀梨和也・赤西仁が出演した『ごくせん』(日本テレビ系)第2シーズンの爆発的人気によ り、一躍人気グループとなったKAT-TUN。しかし、その後メンバーが歩んだ道が平坦でなかったことは広く知られている。
「赤西の脱退前後はグループとしてかなり不安定でした。社長のジャニー喜多川氏は赤西のことが大のお気に入りで、絶対にKAT-TUNを脱退さ せたくなかった。それでも、赤西のワガママを聞き入れ、海外でソロデビューさせたのも、赤西をかわいがっているから。黒木メイサとの間に“できちゃった” のはまだしも、報告もせずに婚姻届を出してしまった時には、開いた口がふさがらなかったそうです。でも、あの生意気な態度が、ジャニー氏にはたまらないそ うですが……」(週刊誌記者)
赤西のそうした言動は、グループ在籍中、他メンバーとの間にも不協和音をもたらし、「グループ内の関係も疲弊しきっていた」(同)という。しかし、現在のKAT-TUNはといえば、グループとしてのまとまりが出てきたと、もっぱらの評判らしい。
「実は意外にも、メンバー同士はプライベートでも仲が良いんですよ。リーダー格の亀梨の態度が柔らかくなったためか、メンバー同士の会話も増え、か なり雰囲気が良いですね。仕事が早く終わると、みんなでそのままカラオケに行ったり、飲みに行ったりもしています。お互いのオススメ映画DVDや漫画など の貸し借りもしていますし、会話も『こないだイイって言ってた音楽、なんだっけ?』『そのアルバム貸してよー』など、まるで友達のような感じでノリがい い」(業界関係者)
これまでの不仲を取り戻すかのように、ここ数年のメンバー関係はだいぶ円満だというKAT-TUN。苦難を乗り越え、結束を新たにしたメンバーたちによる、新たなKAT-TUNが楽しみだ。
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