「え～、ゴリラとか言われてるんだけど！　超ショック～」

10月11日の『はなまるマーケット』（TBS系）の「はなまるカフェ」にTOKIO長瀬智也が出演しました。おめざは「シュウマイ」で、新幹線などの移動時には必ず買ってしまうとか。現在放送中のドラマ『クロコーチ』（TBS系）のロケ現場が横浜ということもあり、休憩時間に買いに行ってしまうほど好きだと熱弁をふるっていました。

ゲストが写真を紹介する「はなまるアルバム」のコーナーでは「直に来るんです」と題し、姪っ子との携帯メッセージを公開。8歳の姪っ子からのメッセージはすべてひらがなで来るため「どこで区切って良いかわからない」と言いながらも「やりとりに癒やされる」とのこと。その文面は、電話じゃないのに「もしもし」で始まっていたりと、子どもらしくとてもかわいらしいもの。しかし長瀬が返信に5分ほど間を置いてしまった後のメッセージはすでに小悪魔感たっぷり。どうやら会話が途切れたことが寂しかったらしい姪っ子から、「ともやこらー」とあり、長瀬は慌てて「どした？」と返しますが、そこで姪っ子から来た返事が「ごめんね、だいすき」。長瀬も「だいすきだよ～」と返したそうで、「8歳でアメとムチの使い方をよくわかってる！」と長瀬はメロメロです。

姪っ子をこれだけかわいがっている長瀬は、「何歳までに結婚したいか」と尋ねられると「今34なんで、なんとなく節目としては40かなって」と展望を描きます。が、「リーダーが42で独身なんで……」「（結婚しちゃうと）誰も面倒見れない」と、行き遅れている城島茂の老後を気にかけているようでした。

また「空は飛びません！」と題した写真には、長瀬の部屋にあるペルシャ絨毯が写されています。最近家にいることが多いという長瀬は、居心地よい部屋にすべく、絵を飾ったり絨毯を敷いたりとインテリアに凝っているのだそう。絨毯には吸音効果もあるらしく、歌を歌ったり楽器を弾く長瀬にはもってこい。「最初は、やらしいかなとか、ゴージャスすぎるかなとか思ったんですけど、柄が細かくてかっこいい！」とその魅力を語りました。

また「とっておきの映像」としてドラマ『池袋ウエストゲートパーク』（TBS系、2000年）の最終回の映像が流れます。脚本はNHK連続テレビ小説『あまちゃん』でおなじみの宮藤官九郎で、ドラマの打ち上げで初めて宮藤に会った時、「長瀬くんは、シマウマの群れを追ってるヒョウみたいだね」と言われたことを今でも覚えているのだそう。しかし長瀬はその言葉の真意がわからないとのことで、番組は宮藤を取材。宮藤は自分の発言を「あ～、全然覚えてないです（笑）」だそうで、長年この言葉と共に歩んできた長瀬は笑うしかありません。しかし宮藤のコメントには続きがあり、「確かに、『池袋ウエストゲートパーク』のマコト（長瀬）は本能のまま獲物を追う肉食動物のようでした。全てにおいて反応が速く、鋭い」と役柄の印象を語ります。

『池袋～』の後、長瀬は宮藤脚本の『タイガー＆ドラゴン』（TBS系、05年）にも主演。当時の長瀬について宮藤は、「（ヒョウのような鋭さに）風格と優しさがプラスされたような気がする」と語り、また宮藤が脚本・演出をした『うぬぼれ刑事』（TBS系、10年）では、「野獣の悲哀みたいなものまで表現されていました。最後に号泣するシーンでは、もう完全に“ゴリラ”でしたね」と長瀬をゴリラ呼ばわり。こうして長瀬の変遷を「ヒョウ→トラ→ゴリラ」とケモノに例えた宮藤は最後に「長瀬くんは、“ひとり動物園”だなと思います」と締めくくり。長瀬は「ハッハッハッハ！」と大笑いし、「楽しんでもらえたらありがたいです」と紳士的なコメントをしていました。

また現在、『クロコーチ』で共演している剛力彩芽からもメッセージが届きます。ダークヒーローを演じる長瀬について、剛力から見た「ダーク度」を最大100まで表示できるメーターで示すことに。剛力が示した値は30ほどで、「『クロコーチ』でそういう（ダークな）お芝居もしてますから、そういうところがちょっとでもないとできないんじゃないかな」とのこと。しかし実際の長瀬のダーク度を尋ねられると0と即答。一方「気遣い度」は「あーもう、それはもう」と瞬時にメーターを100に。

撮影では剛力が長瀬の胸ぐらを掴んで押すシーンがあったそうですが、しかしそういう演技をしたことがなかった剛力。無理矢理演じていたところ、長瀬がカメラマンに「今ここまで入ってる？」と画面に自分の胸元が映っているかどうかを尋ね、映っていないことがわかると「じゃ、まっすぐ押していいからね」などと優しくサポートしてくれたそう。「（長瀬さんは）すごく素敵。さりげないんですよね、全部が」「かっこいいんですよ」とうっとりしていました。

女性のみならず「男性が好きなジャニーズランキング」（gooランキング）でも4位にランクインするなど、長瀬の好感度の高さは折り紙付き。さらに宮藤が長瀬の魅力を「豪快なところ。例えば『泣いてください』と言ったら全身で泣いてくれる。どんな無茶な設定でもハートでお芝居をなさる姿勢」「こちらの意図を汲んで繊細な調節もできる。そしてなによりチャーミングなところです」と語る通り、視聴者のみならず共演者やスタッフをも虜にしている長瀬。これからも、豪快かつハートフルな人柄で周囲を魅了してほしいですね。