忙しすぎて、記憶がないだけだよね??（震え声）

12月7日放送の『LIVE MONSTER』（日本テレビ系）にKinKi Kidsが登場。MCのDREAMS COME TRUE中村正人と懐かしい映像を振り返りながら、トークに花を咲かせました。

実はKinKi Kidsとは長い付き合いだと話す中村。ドリカムとしてこれまでに「ね、がんばるよ。」（2004年）、「願う以上のこと 祈る以上のこと」（11年）の楽曲を提供し、また「僕ドリカムファンですから！」と公言する剛を自宅へ招いたことも。そこで剛は中村の母の手料理を堪能し、中村から「剛くんに見せたいものがある。ジャニーズのアイドルとして剛くんはこれをやるべきだ！」と、世界的アーティスト・プリンスの映像を見せてもらったとか。剛はその時のことについて「憧れの中村さんの家に行くって、すごいドキドキしました」と振り返り、またドリカムのライブを見に行った際には横浜で中華料理をご馳走になったそうで「『ドリカムとご飯食べるって！』って思って、興奮して帰り道お姉ちゃんに電話しましたもん」とうれしそうに語ります。

一方で「光一くんは違う（ドリカムファンじゃない）んだよね？」と詰め寄る中村。光一は「そんなことないですよ！」と否定しますが、中村は「どんなインタビュー見ても、光一くんから『ドリカムファン』って言葉がひと言も出てこない」と続けたことから、光一は「そういうことじゃない！　嫌だな2人組って。好対照になっちゃうんだもん」。確かにメンバーが多ければ個性と取られることも、2人だと比べられてしまうことが多そうです。

さてこの日は、KinKi Kidsが過去に出演した日本テレビ系の番組の中から「初体験」を特集。95年7月、CDデビュー前に『THE 夜もヒッパレ』に初出演した映像が流れると、「言っとくけどこの衣装オレ選んでない！」（剛）、「怖い怖い怖い怖い！　もういいよ！　あかんヤツや」（光一）と大盛り上がり。またオールロケでさまざまなことに挑戦する『それ行けKinKi大冒険』（96年）では、リバーカヤックで転覆し「お母さん！」と叫ぶ剛の姿が。その映像を見た剛が「あの時はボケに徹したいという意欲が……」とコメントしたことから、光一は「じゃああれはわざと？　夢が壊れる!!」と目を剥いてスタジオを沸かせます。

さらに『Gyu！と抱きしめたい！』（98年）からは、光一がモテる男になるために資格を取得する名物企画「資格ゲッター 光一（ピカイチ）」の映像が。この番組で光一は20種類の資格を取得し、国家資格である一級小型船舶操縦士の資格を「つい最近更新行きましたもん」とのこと。この時アーク放電を利用し金属を繋ぎ合わせる「アーク溶接」の資格も取得した光一は、「USJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）のでっかいジョーズのヒレ、オレが溶接した」とドヤ顔。しかし当時について尋ねられると、「大変でしたよ！」と顔をゆがめます。「あのぐらいの年齢って無条件に眠い時期なんですよ。思春期だから。ずっと眠いんですよ。そんななかドラマもやりながらバラエティーもやりながら、カメラ回ってないところで勉強しないといけないわけですよ。もう絶対一生やりたくないですもん、あんなこと！」と、光一節を炸裂させていました。

この日12月10日発売のアルバム『Mアルバムalbum』から「SPEAK LOW」を披露した2人。ファンではない視聴者からも「ジャニっぽくないなあ。かっこいいじゃん」「2人とも歌うまい！」「2人のハモりいいね」と評価される素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。そして番組の最後には中村が「2人でプライベートで旅に行ってみるっていうのはどう？」と提案する一幕も。光一はいつもの調子で「ハッキリ断言します。嫌です！」と即却下し、まるでイタズラが成功した男子のような笑顔を浮かべ、スタジオからは「えー！」という悲鳴が上がっていました。

これを見ていたインターネット上のファンは「こーちゃんが『いいね、行こう！』なんて言い出したら熱があるんじゃないかと心配になるから、あれが正しい返し方」とコメントしていましたが、実は2人は02年に結成10周年を記念し、光一がMCを務めていた『ジャパン☆ウォーカー』（01～02年、日本テレビ系）で箱根2人旅をしたことが。ところが昨年放送されたラジオ番組『またまた突然ですがKinKi Kids生放送』（NHK-FM）では、2人がそろいもそろってその旅行を「覚えていない」と発言したため、その映像を永久保存版のように大切にしてきたファンを動揺させたのでした。もし今後2人旅が実現するならば、ぜひとも光一と剛自身の心に、深く刻まれるような旅にしてほしいものですね。