ファンサがぎこちなくなるので、事務所は早くV6にアイドル仕事をください！

3月9日放送のラジオ番組『三宅健のラヂオ』（bayfm）。V6三宅健がファッション論を展開し、自らの奇行を明かしたほか、待望の新曲についても明かしました。

ファンの間では“オシャレ番長”と呼ばれるなど、そのファッションセンスには定評がある三宅。この日の放送は、リスナーから流行のオールホワイトの着こなし術を尋ねられ、「同じ白でも異素材を使ったり、グラデーションを作る」「（タートルネックが）ウールとか綿だったら、スカートを光沢のあるものを選ぶとか、靴をエナメルやキャンバス地のものにする」など、具体的にアドバイスするところから始まります。しかし三宅自身も「難しいよね。『あの人一風変わった人かな』って見られても困るしね。オシャレは難しい。正解がないんだよ」と、その難しさを実感しているそう。

三宅いわく、表参道や原宿、渋谷にも「（本当にオシャレだと思う人は）割合的に10人に1人もいないね。全然いない」とのこと。そのためたまに見つけるとついて行きたくなるそうで、自分が探しているアイテムや、懐かしいアイテムを付けている人を見つけた場合は「すいません、それどこで買ったんですか？」と話しかけるんだとか。過去には、ラルフローレンのかわいいスウィングトップ（ジャンパー）を着ていた女の子に電車内で声をかけたことも。三宅にとっては、「新手のナンパか、変質者だと思われる」ことも「もちろん想定の範囲」。音楽を聞いている女の子の肩をトントンと叩き、「すいません、そのスイングトップどこで（買ったんですか？）」と単刀直入に尋ね、「古着です」と答えを得たら、あっさり「そうですか、ありがとうございます、さようなら～！」とその場を去ったとか。しかし最近、ナイキのスニーカーを履いていた三宅の友人女性が、見知らぬ男性から「すいませんコレクションで集めてるんですけど、足元だけでも写真撮らせてもらえませんか？」と話しかけられ、「気持ち悪いからやめてください」と言って逃げたそう。そこで初めて「オレも、いわばそれとおんなじことか（笑）」と自身の奇行を少し反省したようです。

三宅は2011年に友人女性とショッピングや食事を楽しむ様子を週刊誌に撮られましたが、その際、2人が都バスを利用していたことから「超庶民派デート」と話題に。三宅は3月2日放送回でも「8，000円くらい入ったPASMOを落とした」「だから、ちょっと控えめに新しいPASMOには3，000円しか入れてない。だから結構チャージが忙しい」と話すなど、現在でも電車やバスを頻繁に使っているよう。もしも街で話しかけられたら、それはナンパではなく三宅のファッションチェックの可能性もあるため、ファンならば顔をしっかりと確認した方がいいかもしれません。

また番組後半には、リスナーからコンサートでの掛け声の分担を尋ねられた三宅。「V6には（煽りが）上手な人がいない」とし、「誰かがやらなきゃいけないという、必然的な状態に置かれて、誰かがやっている（笑）」と答えます。この話の流れから、最近行われたという新曲のPV撮影についても語り始めました。そのPVはV6がライブをしているという設定で、ファンもエキストラとして参加。当然ファンの黄色い歓声に包まれたわけですが、V6は昨年コンサートをしていないため、三宅は久しぶりすぎる歓声に「僕は『恥ずかしい』って思っちゃった。『キャー！』って言われることに最近免疫力がない」「あ！　オレたちアイドルなんだって久々に思ったもんね。アイドル活動をしてないからさ」と吐露。

続けて「久々に会う彼氏と彼女みたいなさ。久々に会って、なにから話したらいいかわからない。そういう気恥ずかしさみたいなのを感じた」と言い換え、「360度みんないるから、目のやり場に困るっていう。『どこを見れば良いんだよ！　こっち見るんじゃねぇよ！』っていうさ。わかるかな～この感じ、なんとも言いがたい感覚だったな～」と語るなど、もはやアイドルとしての振る舞い方を忘れてしまったよう。

今年デビュー20周年を迎えるV6。全国ツアー開催にも期待が高まりますが、三宅が「ファンのみなさまのことを歌っている楽曲となっていまして」「すごく元気の出る楽曲になっていますので、楽しみに待っていただきたい」と語る、この新曲の詳細発表も待ち遠しいですね。