嵐に入ったらどのポジションだったんだろ？

＜ジャニタレ掲載誌チェック!!＞

現在オンエアされているドラマの中から読者1，000人の投票により決定したNo.1を発表する「冬ドラマAWARD2015冬」など、気になる企画がめじろ押しの「オリスタ」3月23日号（オリコン・エンタテインメント）。

10代～30代の世代別読者のアンケート結果を読み解く「Real Ranking」の今号のお題は、この季節にふさわしい「お花見の幹事を任せたい男子Ranking!!」。今回、2位に大差をつけて10～30代すべての世代の1位に君臨したのは嵐・櫻井翔！　さまざまな番組のMCとして抜群の“仕切り力＆段取り力”を発揮している彼だけに、お花見を何度も体験している20～30代女性たちからも“完璧な準備が期待できそう”などと絶賛の声が上がっています。

ほかに、自らのコンサート演出などを手がけアイデアマンとして知られる嵐の松本潤にも“サプライズを仕掛けてくれそう”という理由で票が集まっていました。このランキングでは、一番人気のグループということで嵐のメンバーが常に上位にランクインしているのですが、今回は自由人のリーダー・大野智の名前だけが10～30代のどこにも見当たらず……。やはり大野は、人がセッティングした席でのんびり気ままに飲んでいる様子が似合うようです。

特集の「冬ドラマAWARD2015冬」にはさまざまなドラマがランクインしていますが、ジャニーズタレントが出演する作品の中でも健闘していたのが、生田斗真＆小栗旬主演の『ウロボロス～この愛こそ、正義。』（TBS系）。総合ランキングで2位、主演俳優ランキングでは2つの顔を持つ刑事を熱演している生田がぶっちぎりの1位を記録しています。

今作は脇を固める俳優陣の豪華さも見どころですが、ある回の視聴者プレゼントの映像では生田の「嵐です」という自己紹介に、上司役のベテラン俳優・吉田鋼太郎が「松本潤です」とかぶせるという合わせワザで周囲を笑わせています。インタビューではそのことを「せっかくだから鋼太郎さんと嵐のメンバーとしてデビューしようかと。嵐の一員として、主題歌も一位をとれて嬉しいです（笑）」と語っていますが、“嵐になれなかった男”として知られる生田のこの吹っ切れた感のあるコメントからは、現在の俳優としての充実感がにじみ出ていますね。

また今作の主題歌は嵐の「Sakura」ですが、彼らがこの曲を2月20日の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）で披露した直後に生田と松本が会ったそうで、「そのとき『これ見ろよ』といって差し出された腕には金時計……。そこまで仕込んで歌ってくれたと思うとうれしいですよね」と生田。ストーリー中の真犯人が身につけているとされる金時計を小道具として使ったことは視聴者の間でも話題になっていましたが、こんなところにも嵐と生田の絆が感じられますね。

さて今号の表紙を飾っているのは、主演映画『暗殺教室』が3月21日に公開されるHey!Say!JUMPの山田涼介。殺すことができない超生物“殺せんせー”を主人公にした同作で、山田は、女の子と間違えられるほどの可憐なビジュアルでありながら、暗殺の才能を秘めた潮田渚を演じます。

インタビューでは、撮影現場でのエピソードを中心に語っていますが、作品にちなんでの“Hey!Say!JUMPの中で殺せんせーを暗殺できそうな人は？”という質問に対しては、「俺か、大ちゃん（有岡大貴）かな。僕はエアガンとか、的のど真ん中に当てるのが普通なので。銃の腕は優れてると思うんです。で、大ちゃんは気配を消すのがうまい」「馴染みやすいタイプだから渚みたいにできるんじゃないかな」と答えています。ストーリー中での渚は殺気を消してターゲットに近づく戦法で敵を倒していきますが、そう考えると“ゆるふわ”キャラの有岡にも意外なヒットマンの才能があるのかも？

読者からの質問コーナーでは、二面性を持つ渚にちなんで“山田くんにも自分で思うギャップはありますか？”という質問に「柔らかそうに見えて、全然柔らかくないです、性格がね。折れないし、俺様（笑）」と返しているほか、優柔不断な渚との共通点についても「ほとんどないです。だって俺“俺様”だから」とも回答しています。

顔立ちの柔らかさとは裏腹に、意見を言うときはかなりはっきりしている山田だけにうなずけるコメント。男っぽさを封印して挑んだ今作での演技は、共演の椎名桔平から「すっかり役に馴染んでたので、普段からそういう女の子っぽいタイプなのかなと思ってましたね。カワイかった」とお墨つきをもらったほどとのことなので、公開が待ち遠しいですね。