青森でせんべい汁を食べさせてもらって、おばちゃんに抱きついたうえぽをもう一度

＜ジャニタレ掲載誌チェック!!＞

番組改編シーズンとなるこの時期、新番組はもちろん内容をリニューアルした番組のニュースなども多数取り上げている「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）4月20日号。そんな中、KAT-TUNが挑む旅バラエティ特番『KAT-TUNの世界一タメになる旅！』（TBS系）が4月17日オンエア分からレギュラー番組へとリニューアル。今号では番組でおなじみのあのオレンジのユニフォームでのグラビアや、久々に4人そろってのインタビューも掲載されています。

「グループでの地上波のレギュラーは久しぶりなので、そこは素直に嬉しかったです。けど！　正直、『なんでこの番組!?（笑）』っていうのもありました」（亀梨和也）というコメントにも現れていますが、同番組は4人が全国各地で“番組からの指令は絶対！”“お金は使わない！”“全て自分達の力で交渉！”というルールに従い、旅をする過酷な内容。同じジャニーズでも、V6・三宅健がエチオピアで生活した『全世界極限サバイバル』（TBS系）や、舞祭組の『いきなり！黄金伝説。』（テレビ朝日系）での“0円生活”のようにグループの1人や一部が出演することはあっても、全員そろって体当たりのロケ企画に挑戦するというのはレアケースといえます。

今年1月に放送された沖縄編を例に挙げると、海に潜って食材を確保したり、漁船から落とされたりといったサバイバル企画はもちろん、早朝から熱々の餅をくっつけられるという寝起きドッキリがあったり、指令を出す“天の声”がKAT-TUNをまったく知らないお年寄りに「以前はもう2人（メンバーが）いたんですけどね……」とぶっちゃけたりと、“ジャニーズだからって甘やかさない”姿勢を地で行く番組。メンバーも「ずっとカメラ回してるから、素になっていっちゃうんだよね。夜中とか、みんなめっちゃ機嫌悪いです（笑）」（中丸雄一）、「こんなに過酷な状況の中、こんなに一緒にいるなんて、これまでなかったしねぇ」（亀梨）とボヤいてはいるものの、「回を追うごとにKAT-TUNとしての結束力もね（出て来ている）」（田口淳之介）という効果があったそう。

企画をクリアしていく中で、危険生物に対峙するロケでは上田竜也が先陣を切る、亀梨は車の運転、中丸は地元の人との交渉……と、普段の仕事ではなかなか発揮することのできない得意分野を活かせるように。ドライブ中は大体寝ているという末っ子気質の田口についても、彼を他の3人がサポートすることで「チーム感が出る」（中丸）と、ポジティブにとらえているとのこと。

また亀梨が「中丸や上田に関して、いつも助かるなと思うのは、食事とかお世話になったときに、お返しとして一発芸をやるとき」と語っているのですが、旅先でも話を振られれば田口はおなじみの「入り口、出口、田口です！」のような一言ネタ、中丸はボイパ、上田はシャドーボクシングといった体ひとつでできる芸をその場で披露。「あれ芸じゃねえし！　ただのムチャぶり」と上田はクレームをつけていましたが、「どんなフリでも応えなきゃいけないという番組ですから、（全員が）忍耐強くはなったんじゃない？」（亀梨）、「毎回、知らない人に食事とか宿泊をお願いしなきゃいけないので、そこで恥ずかしいとか言ってられない。ちょっと図々しくなりました」（中丸）などと、番組での経験がグループ全員にプラスに働いているよう。

デビュー10年目、全員アラサーにして若手芸人ばりのムチャぶり企画に挑んでいる彼ら。デビュー当初からバラエティ方面に力を入れている関ジャニ∞やKis-My-Ft2らとはやや異なり、これまでテレビではなかなか見ることのできなかった4人のさまざまな表情をたっぷり見ることができる30分（初回は60分SP）になりそうです。彼らと一緒にハラハラドキドキしつつ、毎回のオンエアを見守りたいですね。