<ジャニーズ ぶっちゃけ発言>
――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?
■今回の発言者
亀梨和也(KAT-TUN)
「社長からも『YOUがコケたら終わりだからね!』みたいなプレッシャーをかけられた」
KAT-TUN亀梨和也主演の音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』の幕が8月10日に上がる。日本を代表する演出家・蜷川幸雄との初コラボが叶い、30歳目前の亀梨は今、脂が乗り始めたと言えるだろう。
「duet」2015年8月号(ホーム社)の単独インタビューページでは、そんな彼の内面に迫った。10年前と同じ質問を投げかけ、内面の変化を浮き彫りにする。そんな企画から見えてきた亀梨の姿は、本質はそれほど変わっておらず、いい形で年齢を重ねているということだ。
KAT-TUN結成時、高校1年のときの写真を見て、「なんか、どこのクソガキだよって感じ」と笑う亀梨。とがった外見の一方で「デビューのころは、すごく働いてたなあって感じ。でもオレね、よくまわりに言われるんだけど、このころには自分の中で活動の方向性がかたまってたと思う。10年たって、求められるものや、自分が提示しなきゃいけないレベルは変わってきてると思うけど、自分の方向性ややりたいことは、ずっと変わってない」と胸を張った。
ただ、振り返ってみると、デビューするまでに亀梨自身もいろんな葛藤を経験したようだ。当時、亀梨と赤西仁の2枚看板の人気はデビュー前とは思えぬほどの異様な盛り上がりを見せていた。KAT-TUNは結成からデビューまでに5年を要しているが、いつどうやってデビューさせるか、事務所側も相当時間をかけて、戦略を練ってきたに違いない。
それが凝縮された発言が、「社長からも『YOUがコケたら終わりだからね!』みたいなプレッシャーをかけられたし」。デビュー前にもかかわらず、『ごくせん』『野ブタ。をプロデュース』『金田一少年の事件簿』(いずれも日本テレビ系)といった人気ドラマのメインの役にキャスティングされ、こんなプレッシャーを背負いながらも、亀梨は「ちゃんと仕事として“現場で戦ってくる”みたいな気持ちが強かったと思う」「べつにオレがドラマに出たからどうこうっていうわけじゃないんだけど、“やるからにはきちんと結果出さなきゃ」と責任感と負けん気の強さで、自分の道、ひいてはKAT-TUNのデビューの道を切り拓いてきたのだ。この激動の時期が、今の亀梨をつくり上げたといっても過言ではないだろう。
音楽劇初挑戦となる『青い種子は太陽のなかにある』についてのインタビューでは、「また新しい亀梨和也が生まれるのかもしれない」と意欲を見せていた亀梨。30代という10年間の彼の基礎が、この舞台で作られるのかもしれない。
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