A.B.C-Zのメンバーとしてはもちろん、最近では“振付師”としての活躍も目覚ましい五関晃一。9月26日発売の「ダンススクエアvol.9」(日之出出版)では、彼の振付について、本人やメンバーが語っている。
インタビューの中で五関は、ジャニーズの“振付師”と称されるまでになったのは、ジャニー喜多川社長からの「YOUはダンス踊って作っちゃえばいいんだよ」と言われたのがきっかけだったと明かしている。今年の8月に東京ドームシティホールで行われた『A.B.C-Z はじめよう A to Zを!!』の振付を担当し、さらにメンバーである橋本良亮のソロコンサート『A.B.C-Z Hasshy concert』の振付もマンツーマンで教えたという五関。橋本とは8歳差で、同じグループになったばかりの時はキャリアと実力の差があったのですが、五関が熱心にダンス指導をしたおかげで、橋本のダンスは上達したよう。
また、グループについて五関は「A.B.C-Zはもう、細かく言わなくてもみんな俺がイメージした通りの個性を出してきてくれるし、お互いに注意し合って揃えたりもしてくれるから、そんなに大変じゃない」と、グループの成長を実感しているよう。続けて「ダンスはやっぱり、僕にとっていちばん自信のあるもの。5人のなかの役割としてダンスや振付という軸を持ちつつ、何でもできるようになりたいです」と、ダンスや振付がアイドルとしての自身のアイデンティティの中核をなし、またグループに寄与できるものだと自覚していることをうかがわせている。
9月30日にはA.B.C-Z初のシングル「Moonlight walker」が発売された。初回限定盤Aに付属されるDVDには、アルバム『A.B.Sea Market』初回限定盤Aの付属DVDに収録された「ダンシング五関先生のダンス教室」の2限目が収録されている。ここでは普段口数の少ない五関が、キャラになりきって、ファンにダンスをレクチャー。五関のダンスや振付が、A.B.C-Zとファンをつないでいるといっても過言ではないだろう。
10月7日には、日生劇場で舞台『ABC座 2015』が開幕。同誌の中で、橋本が「今回は五関君が振付する可能性もあるんじゃない?」と尋ねると、河合郁人が「最近は振付ノートも持ち歩くようになって、本格的な振付師だもんね」と続け、塚田僚一も「『ABC座』でも振り付けるとしたら、それってすごいことだよね!」とコメント。振付師・五関はどんなアイデアで観客を魅了してくれるのか、いまから楽しみだ。
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