5月1日に行われるデビュー10周年記念ツアー『10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR “10Ks!”』最終公演をもって、グループ活動を休止し「充電期間」に入ることを発表しているKAT-TUN。
ナゴヤドーム、京セラドーム大阪公演を終え、4月29日からはツアー最終会場である東京ドームでの公演をスタートした。29日公演は、GW初日ということもあって、全国から多くのファンが駆けつけたのだが、会場周辺では思いもよらぬ闖入者が現れた。
公演前、最寄り駅である後楽園駅と東京ドームをつなぐ歩道橋で、複数の男性が「今夜、田中聖が西麻布でDJしますよー!」「田中聖に会えますよ」と言いながらチラシを配っていたのだ。
チラシは、東京・西麻布のクラブ「R-TOKYO」のもの。「R-TOKYO」は3月18日にグランドオープンし、オープニングパーティーにはジャングルポケットやピスタチオら若手芸人が登場、公式Twitterのプロフィール欄にも「毎週末、芸能人や豪華なゲストやが出演!」(原文ママ)とあるように、「芸能人に会える」ことを売りにしているよう。4月28日~5月7日には「GOLDENWEEK SPECIAL!!」と題したイベントを開催、28日には俳優のいしだ壱成がゲストDJを務め、田中は29日のゲストDJを務めたようだ。
しかし、KAT-TUNが充電前にファンに姿を見せる最後の機会に、元メンバーである田中の名前を使ってイベント周知にきたことに多くのファンは不快感を示しており、Twitter上では「どこで配ってんじゃ! このタイミングで! って平手打ちしそうになった」「なんか胸糞悪かった」「複雑だわ」という声も。なお、公演後には家路に向かう人でごった返す水道橋駅付近でも、同様の光景が見られた。
田中は現在、4人組ロックバンド「INKT」のボーカルを務めているが、今回チラシを配っていたのは「INKT」ではなく、「R-TOKYO」の関係者と見られる。芸能界のルールや、KAT-TUNのファン心理を知らずにチラシを配ったのだろうが、ファンにとってはイベントに参加する気持ちが起こるどころか、マイナスイメージしか残らなかったようだ。
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