A.B.C-Z戸塚祥太がJr.時代を振り返り、「デビューしなくてもいいと思ってた」
2016.6.17
結成からデビューまでに時間がかかったジャニーズグループとして知られているA.B.C-Z。その分、ジャニーズJr.時代に培ってきたエピソードには濃密なものが多い。メンバーの戸塚祥太が、6月11日に出演したラジオ『タッキーの滝沢電波城』(ニッポン放送)にて、タッキー&翼の滝沢秀明に、デビュー前の苦労話を明かした。
ジャニーズになるためには、オーディションに応募して合格し、ジャニーズJr.での活動を経て、20歳前後にグループとしてデビューを果たすというのが一般的なイメージだろう。実際、SMAP最年長の中居正広がデビューしたのは19歳、KinKi Kidsがデビューしたのは18歳、嵐、Hey!Say!JUMP、NEWSはメンバー全員が10代のうちにデビューし、活動を開始している。
しかし近年は、遅咲きとなるグループも出てきている。Kis-My-Ft2の場合は後輩であるHey!Say!JUMPに先を越されるかたちで、前身グループ結成から7年かかってようやくデビューを果たした。現在のジャニーズJr.の中には、年齢的にはすでにデビューしていてもおかしくないThey武道やMADE、ふぉ~ゆ~、SnowManもいる。そしてA.B.C-Zに至っては、前身のA.B.C.から数えると10年以上の歳月を経てデビューを掴んでいるのだ。
そんな彼らだからこそ、Jr.時代の失敗エピソードにも事欠かない。戸塚にとっての初失敗は、初めてのステージでのこと。「靴が脱げてしまい、惨敗でした」と自信をなくし、「その時は練習も全然できなくて、自分はもう辞めると思った。マネジャーさんに『もう来れないです』って言って、僕は足を洗ったつもりだった」と語っていた。粘り強いイメージの戸塚だけに、滝沢も驚いていた。しかし滝沢は「確かに、ジャニーズって練習させてくれないもんね」とJr.のスケジュールが非常に過密で、その分、練習量が少なくなる事情を察し、当時の戸塚の心境に共感していた。
また戸塚は「デビューしないんだろうなと思ってた時もあった」とも告白。同時期にJr.で活動を共にしていたKis-My-Ft2、後輩のSexy Zoneにもデビューを抜かれたときは、さすがにあきらめもあったのだろう。しかし、決して悲観的な気持ちばかりではなかったようで、「自分たちのコンサートとかもやらせてもらえていたので、なんか別にこれでもいいのかな……やりたいことをやっていけば、別にデビューとかそういうことでもないのかな」と、前向きに活動していたらしい。それでも「僕から見た、僕以外のメンバー4人は輝いていたので、デビューしないのはおかしい」「4人の努力は報われてほしい」と、もはや親目線でメンバーを応援していたという。
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