そして、もっとも手越の人間性が出たのが、銭湯でのドッキリ。栃木市唯一の銭湯を訪れ「オレ銭湯って行ったことないんだよね」と興味津々といった様子だったが、釜の故障でお湯が沸かないというトラブルが発生してしまい、風呂には冷たい真水が入ったまま、という状況に。

　ロケ車で一旦待機する手越のもとにスタッフがやってくると、お湯は出ないがロケは決行したいということで、「温かい体（てい）で入る」と手越に演技を求める。しかし手越は、真水に入ること自体は問題ないが、「オレ本来マジでリアクションとかウソつかないほうだからさ、それを全部芝居するっていうのは……」「ウソつくってことに対して『どうかな』って思う」と、やんわりと反論。さらに、「ウソつくくらいだったら冷たいまま笑いにしたほうがいいと思いますけどね」と自ら提案し、進んで真水風呂に入ったのだ。しかも、「待ってる時間に若干眠くなってしまったんで、逆にいいかも！」と、持ち前のポジティブ精神を発揮し、決まりが悪いといった表情を浮かべる店主への気遣いも忘れなかった。

　これを見たファンは「『ウソをつきたくない』と言えるアイドルは素敵！」「手越くんのドッキリ見て、やっぱりすごいなと思った。勘違いされがちなとこあるけど、私はやっぱり手越くんが好きです」「テゴさんって本当は気づかいできるし、ちゃんと空気読むし、いい人なんだよなー」と、手越のまっすぐな人間性が表れたドッキリ企画に感動したようだ。

　「今までただのチャラくてうるさくて騒がしいヤツだと思っててごめん、イケメンだった」という視聴者からの声もあり、手越のイメージを変えるようなドッキリ企画になったよう。今後も“チャラい”だけではない手越の素顔を見せていってほしい。