そしてスターは手を振って去っていくのだった……

　現在、大阪の梅田芸術劇場で上演中の舞台『JOHNNYS’ Future WORLD』。作・構成・演出はジャニー喜多川社長、ジャニーズJr.内ユニット「Mr.KING」の平野紫耀が座長を務めており、歌・ダンス・アクロバットをふんだんに取り入れた、“ザ・ジャニーズ”といった世界観が堪能できる作品になっている。

　10月12日の公演には、あるジャニーズアイドルが見学に訪れたのだが、おとなしく客席に座っていたわけではなく、なんと“飛び入り参加”したとのこと。しかし、ステージ上に登場するに至った理由が本人から明かされ、ファンから賞賛されている。

　観劇したファンによると、ジャニーズ舞台で恒例となっている、小分けにされたセットの中でジャニーズJr.たちがパフォーマンスする「Jr.マンション」が第1幕で登場した際に、KinKi Kids堂本光一が現れたのだとか。しかもJr.と同じように小部屋へ入り、となりの“部屋”の様子をうかがいながら、見よう見まねでダンスを披露していたという。さらに、三味線を弾くパフォーマンス部分では、「エレキギターばりに激しく」「好き勝手自由に暴れながら」光一が楽しそうに“エア三味線”をする姿もあったよう。これには会場のファンだけでなく、ステージ上にいた出演者たちも、思わず笑っていたとか。そして第2幕でも、座長の平野に呼び込まれて光一がステージ上に登場。2人は、光一が長年主演を務めている舞台『Endless SHOCK』で歌われる「Hello Broadway」などを一緒に歌っていた。

　光一の登場に梅田芸術劇場が沸いた翌13日、KinKi Kidsは大阪城ホールでアリーナツアー『We are KinKi Kids Live Tour 2016 ～TSUYOSHI ＆ KOICHI～』の公演を行った。そこで、光一本人から『JOHNNYS’ Future WORLD』に出演した経緯が語られている。