【ぶっちゃけ発言】大倉忠義「きっと僕の演技が至らないからだ」

2016.11.24

 しかし、2年後、そんな大倉が演じる源太が、ストーリー上、殉職することに。決して大倉が問題だったわけではないそうだが、彼自身は「きっと僕の演技が至らないからだ」と思い込んでいたという。それを知ってか知らずか、藤田さんは「大倉くんを殺すなら、オレを(ドラマから)降ろせ!」と、大倉が知らないところでプロデューサーに直談判。藤田さんがキャスティングのことで怒ったのは初めてのこと。そして殉職のときを迎えた大倉に、藤田さんは「これからも縁を作って芝居を続けてくれよ」と言葉をかけた。

 さらに、「当時(藤田さんは)体調も悪かったんですけども、僕が辞めるということで、ご自身で百貨店に行ってくださってブランド物のパーカーを買ってくださって、『サイズが合うかわからないけどよかったら着て!』っていうパーカーがピッタリで」という、心温まるエピソードも大倉の口から紹介された。

 その翌年に亡くなった藤田さんからの言葉を胸に刻みつつ努力を重ね、役者として高い評価を受けるまでになった大倉。「アイドル」として色眼鏡で見られることの多い彼だが、26日に公開となる新作映画『疾風ロンド』で、今一度彼の演技を見直してみてはいかがだろうか。

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