その一方、年内をもってグループでの活動を終了するSMAPは、24日の時点で『紅白』への出場は発表されていない。解散発表後にはNHKの籾井勝人会長が「当然、私は出てもらいたいと思っている」と、SMAPの『紅白』出場を熱望していた。一部報道では、「特別枠」などでの出演も含め、現在も交渉が続いているとか。

　“国民的アイドル”であるSMAPが出場しないことについては、「なんでSMAPが出場しないの？」「最後にSMAP見たかったな」といった一般層からの声もある。しかし、SMAPファンの意見はその逆で、「出場しなくて本当によかった。どうせ視聴率稼ぎに使われるだけ」「ファンはSMAPが解散させられてしまう大晦日に『紅白』なんか出てほしくないよ」「『紅白』に出る出ないじゃなくて、ファンの願いは“解散しないこと”だけです」と冷静な見方をしている。

　『紅白』をめぐり、さまざまな思いを抱くジャニーズファンたち。KinKi Kidsの初ステージがどのようなものになるのか、そしてSMAPはこのままファンの前に姿を現すことなくグループを終えてしまうのか。12月31日になるまで、ファンの期待や不安は高まるばかりだ。