暑苦しくも天然な上田、腹筋を“書く”有岡……『ゼウス』で輝いたジャニーズアイドルは?
2016.11.26
■A.B.C-Z塚田僚一
登場してから5分あまりで、「金髪・筋肉・塚ちゃんです!」というお決まりの自己紹介と、連続バク転で早速視聴者に強い印象を与えた塚田。ジャニーズ随一の身体能力を持つだけに、競技で活躍したのは言わずもがな。有岡も参加した「ローリングゼウス」では、容赦なく回転する丸太にピクリとも動かずしがみつき、余裕さえ感じられる表情で見事勝利を飾った。
そんな肉体派な一面がある一方、どこか抜けているキャラクターが度々笑いを誘っていた。競技の合間の休憩シーンでは、塚田が主催する食事会「塚田会」の話題で和やかな雰囲気になったのだが、KAT-TUN上田竜也から「負けたことに対して、ヘラヘラしてちゃダメでしょ」と喝を入れられ、ジャニーズ軍の面々は一気に緊張感が高まる。ここで櫻井が気合いを入れ直すべく「塚ちゃん一言ちょうだい」とパスを出したのだが、「……頑張りましょう!」というなんとも締まりのない普通の一言が飛び出す。結果、良い具合に緊張感が解け笑いが起こり、塚田の“天然ムードメーカー”ぶりが際立っていた。
最近はバラエティで活躍することが増え、強烈なキャラクターが認知されてきたからか、「塚ちゃん」という単語は一般層にも浸透している模様。番組放送中には、Twitterのトレンド上位に「塚ちゃん」が常に入っていた。
■KAT-TUN上田竜也
櫻井から「今回のキーマン」として期待を一心に背負っていた上田は、今回召集されたジャニーズ軍の中ではグループの芸歴の長い、先輩ポジションにあたる。リーダーの櫻井に匹敵するプレッシャーを感じていただろう上田は、応援席でも常に声を張り上げてメンバーを鼓舞していた。
同局で放送されている『炎の体育会TV』では、「ジャニーズ陸上部」の監督としてジャニーズJr.に“熱血指導”する姿がおなじみになってきた上田。もちろん『ゼウス』でもその熱さは健在で、ここ1番の勝負を仕掛ける場面では、出演者だけでなく客席にも「声出していこうぜ!」「気合いで出せ!」「もっと!!」と煽る暑苦しさ。しかし最後は「お待たせしました~!」というユルい一言で締め、それまで盛り上がっていた客席のファンは頭に「?」を浮かべてしまうのだった。
上田の熱さは最終種目でも。高さ10mというスタジオ上部から直径6cmの鉄球を落とし、地上にある直径9cmの穴の中に入れる「ゼウスポン」に登場した上田。少しでも手が震えてしまえば失敗につながる競技だが、上田はなにを思ったか「オレ片手の方がいいかもしれないです」と提案。しかも、鉄球を落とす位置を指示する櫻井を「信じる」と言い、まったく地上を見ようとしないのだ。この様子にはジャニーズの後輩たちも「下見ないの?」「マジ?」とザワザワ。しかし体育会系ならではの上下関係を重んじる上田は、とにかく「櫻井先輩を信じるのみ」という精神を貫いたのだった。
時にファンや後輩を驚かせてしまう“空回り”をするからこそ、上田の暑苦しい熱血キャラクターが愛されているのかも。今後も体を張るバラエティ企画に欠かせない存在になることは間違いないだろう。
すべてのメンバーを紹介したいほど、全員が見どころをしっかりと作り活躍していたジャニーズ軍。次回の『ゼウス』は一体誰が話題をさらっていくのか、楽しみにしたい。
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名無しだJ より 2016年11月27日 11:05 AM
次回は無くて良い。
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