『ストスマ25周年スペシャル』、スタッフのあふれるSMAP愛にファンも号泣

2016.12.16

SMAP

私たちはSMAPに少しでも恩返しできてるのかな……

 SMAPのCDデビューから約1カ月後にあたる1991年10月から始まったラジオ『STOP THE SMAP』(文化放送)。SMAPが持っているテレビ・ラジオすべてのレギュラー番組の中でもっとも長く続いている番組で、開始当初から2012年3月まではメンバーから1人ずつ出演していたが、それ以降は『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』と名前を変え、稲垣が単独でパーソナリティーを務めている。

 そんな『STOP THE SMAP』も、SMAPが年内をもってグループとしての活動を終了することにともない、12月15日からは“SMAP”という名前を使わない番組名に変更されることに。その直前、14日には『STOP THE SMAP 25周年スペシャル!』と題し、SMAPの全シングル63曲や過去音源をオンエアする特別番組が放送された。パーソナリティーは93年~97年まで『STOP THE SMAP』のあとに放送されていた、『斉藤一美のとんカツワイド』のパーソナリティー・斉藤一美が務めた。

 リスナーから届いたラジオへの思い出メッセージや、斉藤が知っているSMAPメンバーの素顔など、貴重な話を交えながら3時間の生放送が進行していった。最初は軽やかだった斉藤のトークも、番組終了が迫るにつれ名残惜しそうに口調が重たくなっていき、終了10分前に「世界に一つだけの花」のイントロが流れると、「終わりが近づいてきたんだなあと、無性に寂しくなってきました」とひとこと。また、「SMAP5人のあきらめない姿勢に、いつも勇気をもらっています」「SMAPの曲を聞くと、そのときの空気や気温、においや光まで思い出します」など、リスナーがSMAPとともに歩んできた人生について振り返るメールを読み上げながら、声を震わせる場面もあり、ファンにとっても涙なしでは聞けない放送となった。

 番組の最後はSMAPのデビュー曲「Can’t Stop!! -LOVING-」が流れ、「私たちは、SMAPのおかげで幸せになりました。SMAPがいたから、ボクらはとことん、笑顔に変わることができました。今、無性に、胸が熱いです。本当にSMAPみんな、6人とも、ありがとう!」という斉藤の言葉で、番組は幕を閉じた。

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