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脇役として味が出てきたSMAP稲垣吾郎に演じてもらいたいのは、あの名作のクールな医者!

2016.12.22

稲垣吾郎

SMAP・稲垣吾郎出演作品をおさらい!

【出演ドラマ&映画徹底分析!!】

 今や“ジャニーズアイドルが出演しないクールはない”といっても過言ではない。あまりにも多すぎて、実際どんな役柄だったか分からなくなっているあなたのために、ジャニーズアイドルごとに徹底分析してみました。

※この記事は「Jマニア」126号から転載した、アーカイブ記事です

今回のターゲット 稲垣吾郎

(1)椿一役『笑の大学』
<ドラマ内容>
 戦時下の昭和15年、東京では国民の唯一の娯楽である演劇も規制され、検閲に通さなければならなくなっていた。劇団“笑の大学”の座付き作家である椿一は、無理難題を強要され、直さなければ上演中止とまで告げられた。検閲官である向坂睦男(役所広司)は、生まれてこの方、心の底から笑ったことがないとほどの堅物。「このご時世に、低俗な喜劇など不謹慎であり上演する必要などない」と真っ向から否定。警視庁の取調室で、椿の書き直す台本から“笑い”を排除しようとする。
 向坂の要求を飲みながら、なんとか上演権を手にしようと頭をひねる椿。いつしか不思議な絆が生まれてくる。

<役どころ>
 劇団“笑の大学”座付の作家。生活が戦争一色になり、笑うことすら出来なくなりつつあった時代、笑わせることに命をかけ、その熱意で人の心を動かそうと試行錯誤を繰り返す。喜劇作家の菊谷栄がモデルとなった。

<コメント>
 いまや「笑って感動できる作品を作らせたら右に出る者はいない」と言われる三谷幸喜が、舞台脚本として1996年に完成させ、初演から大反響を呼んだ作品。「映画化するなら星護監督に撮って欲しい」とオファーした三谷だったが、完成度が高かったため、断られ続け、8年目にしてようやくクランクインした。ほとんどの場面が部屋の中という一風変わった作品。主演には『Shall weダンス?』でコメディ・センスが買われた役所広司と稲垣が選ばれた。

<似合度チェック(役柄と本人を比べて)>
性格  ★★★
似合度 ★★★★

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