この診断に井ノ原は「礼儀としてさ！　メールなんかあとから来たものじゃないですか」と猛抗議するも、「普段からウソをつくタイプの人って、会話の流れにちょっとウソを盛ったりするんですよね」と専門家の分析がさらに進むと、坂本と長野は声をそろえて「盛る！」と一言。このタイプの人は、断りを入れるときにも会話の中に無意識にウソを入れて話す上に、そのウソを突き通せるという自信があるため、「電話で断る」を選択する傾向があるのだとか。

　さらに、心理学の専門家からも「責任を取らない腹黒い人」と診断されてしまった井ノ原。ひとつの質問に対してどの程度相手に答えを教えてくれるか、というテストだったのだが、井ノ原は他の2人よりも謙遜して答えていたと見られたため、「リスクを冒さない」「余計なことを言わず予防線を張る」と診断される。さらに、「相手の心を計算しておしはかる傾向がある」とまで言われる始末。井ノ原は「違う違う違う！」と必死に否定していたが、もはや“腹黒い人”というイメージは免れない展開となってしまった。

　しかし、この放送を見ていたファンからは「イノッチ、やっぱり腹黒なのか～！（笑）」「どうあがいても腹黒判定になるイノッチ最高だった！　バラエティ的にもオイシかった」「ごめん、イノッチの腹黒さはみんな知ってたよ！　でもそこが好きだから！」と納得の声が。ファンにとって井ノ原の“腹黒”な性格は、「なにをいまさら」という印象なのかも。また、番組内では「“腹黒”は、言い方を変えると“社会的IQが高い”ということ」とも言われていたため、「腹黒いっていうか、頭の回転が速いってことなのかもなあ。MCとしては必要な要素なのかも」「支障無いよう仕事を進めるための計算なら腹黒は悪くないし、逆にスキルが高い気がしてくる（笑）」という声も。『あさイチ』での高評価も、井ノ原の“腹黒さ”あってのことなのかもしれない。

　ファンにはすでにバレていた上に、逆に司会者として必要なスキルであったことがわかった井ノ原の“腹黒”な性格。今後はそれをキャラクターとして生かしていけば、“朝の顔”とのギャップになってさらに人気が出るかも……？