作家・シゲアキ先生としては、香里奈の感想に物足りなさを感じていたことでしょう

　サーフィン、釣り、ゲームなど、ジャニーズアイドルの趣味はさまざまだが、NEWS加藤シゲアキの趣味は「梅干しを漬けること」。釣りや写真撮影という趣味もあるのだが、アイドルとしてだけでなく、若い男性が趣味とするには珍しいため、「梅仕事」の方が注目されがちなのだ。

　加藤は趣味の域を越えるほど本気で梅と向き合っており、毎年「今年も梅干し漬けてます」という報告がファンに向けてされるだけでなく、「梅を磨いて1コ1コヘタをとっていく」というこだわりを、雑誌やラジオで語っていたことも。昨年6月に更新された、ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」の連載「シゲアキのクラウド」でも、ダンボール2箱にぎっしり詰まった梅の写真とともに、「今年もこの季節がきたょ！お部屋が梅ちゃんの香りで溢れているぉ！」という陽気なコメントを添えていた。しかも、「今年は15キロ仕込む」とのことで、自ら「もはや業者やないか」とツッコミを入れるほど、大量の梅干しを漬けたようだ。

　そんな加藤の“梅干し愛”が、2月8日放送の『モシモノふたり』（フジテレビ系）でも語られた。ドラマの撮影現場で、出演者がどのような時間を過ごしているのか観察する企画「モシモノ控え室」に、ドラマ『嫌われる勇気』（同）で共演中の女優・香里奈とともに登場。加藤は早速「差し入れしようと思ってて、まだ現場に持って来れてなかったんだけど……」と言いながら、おもむろにご自慢の梅干しが入った容器を取り出す。香里奈も「あ、梅ね！　この間言ってたやつね」と、加藤の趣味をすでに知っている様子。しかし、本物を見るのは初めてだったようで、本格的な仕上がりに「すごいね～！」と驚きの声を上げていた。

　ほめられて上機嫌になったのか、加藤は梅干しへのこだわりを語り始める。なんでも、「干す」という工程がポイントになるようで、「干しすぎると硬くなったりするから、自分の中の“方程式”が決まってるわけよ」とドヤ顔。梅干しを漬け始めて10年ほど経つらしく、すでに加藤なりのセオリーがしっかりと固まっているようだ。