曲は切ないメロディーのバラード調。しかもイントロのピアノは生音で、村上本人が演奏しているのだという。それを知った桐山は「ええー！」と驚きながらも感激した声を上げた。桐山が「先輩から曲を作ってもらうのも、WESTでも初めてです」と伝えると、村上は「オレは（スタッフと相談して）イントロのコードをこうして～って言うただけやし」と少し照れた様子だった。さらに桐山は、今後この曲を歌うかもしれないことを考えると、「ちょっとプレッシャーですね」と笑っていたが、すでに緊張しているようでもあった。

　最初は「お遊び」のように始まったこの企画だったが、実現に向けて着実に進んでいるようだ。村上が、「これから歌割りも考えないと」と言うほどであるから、その本気度が感じられる。本当に曲になって歌われる日も、それほど遠くないかもしれない。