堂本光一・滝沢秀明が語る、唯一無二の演出家・ジャニー喜多川の魅力

2017.3.1

堂本光一

表立ってだってジャニーさん褒める光ちゃんと、裏で光ちゃん褒めるジャニーさん

 帝国劇場にて上演中の舞台『Endless SHOCK』の座長を務めるKinKi Kids堂本光一が、2月26日に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)にゲスト出演した。同番組は、関ジャニ∞がレギュラー出演する音楽番組で、毎回テーマに沿ったゲストが登場し、音楽にまつわるトークをくり広げている。

 今回は「ジャニーズ舞台の裏側に迫る」というテーマだったが、光一と関ジャニ∞メンバーは次第に“演出家としてのジャニー喜多川社長”について熱く語り始める。

 初演から2004年までジャニー社長が総合演出を続けていた『SHOCK』シリーズだが、05年からは光一自身が脚本・構成・演出に携わり、パフォーマンスを一新。光一いわく、ジャニー社長は「言葉がわからなくても、見て『スゴイね』って思うものが大好き」だそうで、舞台演出にもそれが現れているのだとか。しかし、演じる側は「なにかを伝えたい」という思いが日々湧いてくるようで、光一自らジャニー社長に掛け合い、自身が脚本・演出に携わり、新しい『SHOCK』を作ることの了承を得たそう。

 この時点ではすんなり受け入れてくれたジャニー社長だが、作品を作っていく中で光一とぶつかったこともあったとか。なんでも、『Endless SHOCK』のクライマックス直前、切ない場面で歌い踊る「夜の海」という楽曲を見たジャニー社長が「最後にこんな暗い曲やるの信じられないよ!」と光一に怒ったそう。というのも、ジャニー社長の演出は「悲しいときほど明るい曲をやる」のが基本で、クライマックス直前で暗い楽曲を入れようことが理解できなかったとか。

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