『～DEAR.』のように、ソロアングル映像を特典として付ける「初回限定盤」を発売するようになったのは、15年2月に発売された『Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2014 smart』からで、同作は一時期「Amazonマーケットプレイス」で3万円近くの値段がつけられて販売されていたことも。また、16年2月に発売された『Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival』は現在も1万円超え、『～DEAR.』に至っては1万2，000円以上で販売されている（3月21日現在）。

　JUMPよりもファンクラブ会員数の多い嵐や関ジャニ∞の商品を「Amazon」で見てみると、最新ライブDVDは通常価格以下で販売されており、在庫にも余裕がありそうな状態。それに比べ、なぜかJUMPばかりが毎回このような状況に陥っているため、「毎回この品薄な感じなんとかならないかな……ただ売上を逃してるだけじゃない？」「買いたい人が元値で買えないってどうなってんの？　お願いだから生産数増やしてほしい」と、ファンからは販売態勢に対する疑問の声も上がっている。

　今年からジャニーズでも電子チケットの導入などにより、コンサートチケットの高値取引の対策が本格的に行われているようだが、DVDなどの商品を購入希望者に届けるには販売数を調整すればいいだけのはず。今後は過剰な争奪戦が起こらないよう、販売元のジェイ・ストームには、そろそろ対策を講じてほしいものだ。