このテクニックを使えば、たとえばこのようなうちわも作れちゃいます。

縁取りをした「相葉」にハートにシールを重ねると、グッとキュートに。

　どれもすごく凝っているように見えますが、よく見ると実は「縁＋文字＋記号」の組み合わせなんです。重ねたり傾けたり、いろんな色を使ったりすることでポップなイメージになるんですね。

　実際に作ってみてわかったのは、専用シート・ボードを使えば誰でも貼るだけでうちわが簡単に作れるということ。だからこそ、人と差をつけるには、色やパーツの組み合わせ、配置、メッセージのおもしろさなどの“センス勝負”だということです。……そこですよ、そこ、そこが一番難しい！

　うちわ職人たちは「センスを磨くには、専門店やインターネットでいろいろなうちわを見るのがイチバン。コンサート映像に映っているうちわを見て研究する、なんてこともしてますよ。そして日々、アイドルたちのネタを収集！　うちわ作りに生かすといいと思います」と語ってくれました。なるほど、日々コンサート映像を見て、テレビや雑誌で情報収集ですね！　……って、そんなに意気込まなくても、普段のファン活動をしていれば、おのずとステキなうちわが出来そうですね！

　ということで、職人ワザを一部拝見！ 　文字をデコレーションするだけでなく、うちわの色で変化をつけたり、地にカッティングシートを貼ったりすることで、さらに豪華でド派手なうちわになりますね。参考にさせていただきます！

漢字の一部をハートにするなんて、オシャレ～！

　「たくさん作ることでどんどんうまくなるので、とにかく作ってみましょう！」とうちわ職人。ステージ上のあの笑顔を思い浮かべながら、愛を込めて作ったうちわがあふれる会場……そんな風景を思い浮かべるだけで、コンサートに行くのがますます楽しみになりました！