■運動はできなくても、“運”で1位を勝ち取った中間淳太

 『大運動会』が始まる前のウォーミングアップ中、野球に出場するジャニーズWEST重岡大毅がメンバーの中間淳太とキャッチボールをしていた。その様子を見ていたファンからは、なぜかクスクスと笑い声が。というのも、重岡が投げたボールをまったくキャッチできず、ドタバタした動きをしながらボールを拾う中間に、ファンがつい笑ってしまっていたのだ。「階段降りるだけで骨折する」「自転車にすら乗れない」という、驚くべき運動オンチエピソードを持つ中間だが、その“実力”がウォーミングアップの時点ですでに発揮されていた。

 しかし、中間は障害物競走で大活躍を見せる。出だしは他の選手に遅れを取っていたものの、クジを引いて名前が書かれたJr.を探す「借り物Jr.」で、中間は共演経験のあるJr.森継亮太を瞬時に発見。最初は順調だったものの、「借り物Jr.」で苦戦したHey!Say!JUMP伊野尾慧らを抜き去り、中間が見事1位でゴールしたのだ。

 この結果を受け中間は、「運動ができなくても1位になれるんだと、みなさんに希望と勇気を与えられたんじゃないかと思います!」とコメント。「淳太くん持ってるわ~!」「はじめはどうなることかと思ったけど、ちゃっかり1位なっちゃうのがお淳太っぽくて最高」と、ファンも中間の1位を喜んでいたようだ。

■突然のNYC復活と、誰よりも喜んだ“ジャニオタ”河合郁人

 すべての競技が終わると、会場はたちまちコンサート会場へと変化。それぞれのグループがメドレーで楽曲を披露していき、最後までファンを楽しませていた。1993年に光GENJIがリリースしてから、数々のジャニーズグループに歌い継がれてきた「勇気100%」を、『大運動会』に参加したメンバー全員で歌っていたとき、どこからともなく「NYC復活だ~!!」との声が。

 NYCとは、Hey!Say!JUMP山田涼介・知念侑李、そして現在はソロ活動をしている中山優馬の3人で結成されたユニット。『NHK紅白歌合戦』にも出場するほどの人気を誇っていたが、山田と知念はすでにJUMPとしてデビューしていたため、次第にNYCとしての活動がなくなり、15年にはジャニーズ公式サイト「Johnny’s web」からもグループ名が消滅してしまった。そんな中、山田、知念、中山の3人がおもむろに集合し「勇気100%」を歌うという、ファンにとってうれしいサプライズが行われたため、会場からは大きな歓声が上がっていた。

 そして「NYC復活だ~!!」と声を出したのは、ジャニーズアイドルでありながら“ジャニオタ”として知られている、A.B.C-Z河合郁人。会場のカメラマンを呼び3人を映すようせがむだけでなく、なんとハンディカメラでNYCの復活を撮影。「会場にいる誰よりも河合くんがNYCの復活を喜んでて笑った」「間違いなく、大運動会のジャニオタMVPは河合くん」と、河合の行動にはファンも笑わずにはいられなかったようだ。

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