そんな平凡な生活に大きな変化を与えるのが“神”を演じる山下は、「つかみどころがない役なんで、“この人、何考えてるんだろう？”って思わせるようなところを重要視しながら、でもどっか人間っぽさや人懐っこさも加えつつ。ふざけているようにも見えるけど、何か信ぴょう性があって“この人の言うことならやってみよう”って思ってもらえるような人物像に仕上げたいと思っています」（「ザテレビジョンZoom!! vol.28」KADOKAWA）と意気込んでいた。

　どこにでもいそうな人間と、現実世界には存在しない神というコンビの軽妙な掛け合いがこのドラマの大きな見どころになっている。2人ともその点は強く意識して演じているようで、山下は「亀とは中学生のころから知ってる仲で、オレが自分らしくいられる存在。現場で新しいものが生まれる可能性が高いと思っているので、そこの化学反応が楽しみですね」（「TV LIFE Premium vol.21」学研プラス）と語っている。

　ネットでは、「また亀と山Pの共演が見れてうれしい」「やっぱり亀梨くんと山Pのコンビはいい」「懐かしい感覚」「2人のかけ合いがマジ修二と彰」と息がぴったり合った共演を喜ぶ声が多数見受けられた。また、「めちゃくちゃ面白い」「大笑いした」「亀梨クンが想像以上によかった」と、テンポのよいストーリー展開とそれに合う亀梨の軽やかな演技を評価する声も多い。第2話からは、晴子の同級生で恋のライバルとなる定岡（満島真之介）が登場し、さらに運命の恋は難航しそうだ。誠が“ストーカー”からどのように脱していくのか、神はその手助けをしてくれるのか、そして山下の言うとおり2人ならではの「化学反応」が起きるのか、楽しみにしたい。