【プレバト!! ウォッチ】KAT-TUN上田竜也が初登場で俳句に挑戦! しかし、ある致命的なミスが……!?

2017.5.1

■作品の評価

 夏井いつき先生からは、「“万緑”というのは、草木、山々が、本当に緑で埋め尽くされるという、エネルギッシュな“夏の季語”なんですね。“茶摘み”とか“茶畑”っていうのは、春の終わり、晩春の季語になる」と、藤本と同じ指摘をされてしまう。しかし、「目のつけどころは決して悪くないんですよ。何か美しい光景を見て、うっかりスピードが落ちるという、それが描きたいとしたのは、悪くはないんですよ」と良い点も評価。しかし「ただただ技術が追いついてない」と、笑いを交えながら上田の問題点を解説した。

 夏井先生の添削は、「速度落つ 美しき茶畑 過ぎるとき」。車に乗っている人の目線で句を詠むのなら、速度の表現から始めた方がよいとした上で、「落ち」を「落つ」という言い切りの形に変えた「速度落つ」を上五に移動。中七では、問題の季語「万緑」から「美しき(はしき)茶畑」と光景を描き、状況を説明する「過ぎるとき」という下五。ほとんど原型をとどめない句に変わってしまったが、「あなたが何を思ったかというのは、ちゃんと状況を書けば、読み手は想像してくれる」と、感情よりも状況に重点を置くよう、次回につながるアドバイスを送っていた。

■結果

 結果は、残念ながら5人中4位の「凡人」。しかし、夏井先生から「こういうところが“俳句の種”になるというところに、気づいてるっていうのは、とても大きなことです。そういう意味では“将来性のある凡人”という言い方ができる」と評された。ぜひとも再挑戦してもらい、技術的にも成長した一句を見たいものだ。

***『プレバト!!』とは……複数の芸能人・著名人が特定のテーマにそって、俳句や生け花、水彩画などの才能を競う番組。毎週20%に迫る高視聴率を記録している同番組には、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Zなどのジャニーズアイドルも出演しており、多彩な才能を発揮し(または発揮できず)、番組を盛り上げている。

 この番組では評価の基準として、「才能アリ」「凡人」「才能ナシ」と3つのランクが設けられ、その道のプロが作品をジャッジする。また、「才能アリ」の評価を受けた中でも特に優れた成績を残した人は、「特待生」へと“昇格”する。「特待生」はさらに「5級~1級」「名人」そして最高位の「師範」と細かく分けられ、スキルアップを目指している。

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