櫻井は照れ笑いを浮かべた上で、「それかなにも思いついていないか」という大竹のツッコミに「それだ！」と自虐していたが、これは2008年に嵐がメインパーソナリティーを務めた『24時間テレビ　愛は地球を救う』（同）にて、二宮が櫻井に宛てた手紙の内容を彷彿させるもの。当時、二宮は「翔くんは本当に空気の読める人です。不器用になったり、バカになったり。でも、それは、本当に頭のいい人にしかできません。そういう“みんなのためなら”という心の広さに、付いて行こうと思ったんです」とつづっていた。あれから10年近くたった今も、櫻井のスタンスは変わらないことがうかがえる、さまぁ～ずの言葉となった。

　しかし、その後この日は「男の揚げ物デスマッチ」企画で盛り上がり、油揚げの原料となる豆腐のクイズでボケを期待されながらも素直に正解する櫻井に対し、大竹から「ぜんぜん自分を殺さないじゃん！」と突っ込まれる一幕も。正解した櫻井が、油揚げを食した感想として、「ドーナッツって周りのカリカリのところ、味あるやん？」とドーナツを例に挙げると、松本は「櫻井さんはドーナツのことをドーナッツって言うんですね」とニヤニヤしながら指摘。この「ドーナッツ」発言は、普段は優等生な櫻井の口から飛び出たこともあり、ネット上ではファンが大いに沸いた。今回の放送は、かわいさを併せ持つ、できる男・櫻井の魅力が光った回となった。