さらに、日本の環境とは違い、高温多湿なインドネシアでは、機械トラブルも発生。思う様に作業が進まないアクシデントがある中、どこからかウワサを聞きつけた地元住民が、上田の元に集まってくる。キレイになってきた壁を見て笑顔を浮かべる彼らの姿に、「うれしいですね。やっぱりこうやって直に喜んでもらえる顔見ると、本当に日本から来た甲斐があるというか、消してよかったなって思いますよね」と、上田も笑顔に。地元住民からパワーをもらった上田は、ついにすべての落書きを消し終える。現場では拍手が巻き起こり、上田もうれしそうに地元住民とハイタッチをしていた。

　そんな奮闘を見ていたファンからは、「上田くんお疲れ様でした！　すごい頑張ってるのが伝わってきたし、カッコよかったよ～！」「上田くんのマジメな性格が現れてる感じがしたな～無事に落書きが消えてよかった！」「日本の技術と上田くんの熱い想いで、遺跡の落書きを消すことができて本当によかったです！　ステキな“おたすけ”でした！」と、上田へ労いの言葉が多数上がっていた。今回は特別番組として放送された『おたすけJAPAN』だが、レギュラー番組化を望むファンの声もあるようだ。

　異国の地で、人のために全力を尽くした上田。落書きのない、キレイな状態が長く続くように願ってやまない。