そして3人の作品公開＆答え合わせタイムへ。「ぶりぶりざえもん」の実物を前に、3人は互いの描いた絵を見せあい、そして大爆笑。絵に自信を持っている高橋はなかなかの出来で、頭に王冠を載せた“Mr.KINGコラボレーション”のイラストを仕上げていた。そして永瀬の絵は、描きたかった雰囲気は理解できるものの、高橋に「小3クオリティ」と言われる出来となった。

　最後に平野の絵は、何故か“Vネックシャツ”を着たナゾの生き物が描かれており、永瀬からは「合ってるの耳だけやで」と辛らつな評価を受ける。『クレヨンしんちゃん』のプロデューサーを務める中世古裕美氏からも、3人の中でもっとも“ヘタ”だという認定を受けていた。永瀬と平野の画力には、ファンもネット上で「紫耀画伯と廉画伯がヒドすぎ～！」「そもそも『ぶりぶりざえもん』知ってるのか疑問になるくらいヤバいクオリティ（笑）」「海ちゃんが心配するのもわかるわ！」とザワついていた。

　実は平野の“画伯”ぶりは、以前からファンに知られていた。関西ジャニーズJr.がレギュラー出演しているバラエティ番組『まいど！ジャ～ニ～』（BSフジ）では、その独特なセンスで描かれる、インパクトバツグンの絵が多数披露されている。同番組で平野と共演していた永瀬は、以前から彼の“画伯”ぶりを知っていたようで、『KING STATION』では「下手とかじゃないんですよ、表現が独特なんですよ。ピカソとかと同じタイプ」と懸命にフォローしていた。

　ジャニーズアイドルには平野以外にも、ファンから“画伯”と呼ばれる独特の絵を描く人物が存在している。有名なところでは、草なぎ剛が『「ぷっ」すま』（テレビ朝日系）の人気コーナー「絵心クイズ」で見せる強烈なセンスがファンに知られている。他にも、嵐・櫻井翔が描く生き物の概念を覆す動物の絵や、自画像が“ホラー”になってしまうNEWS手越祐也、絵が下手すぎて、ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」内の連載で“クイズ”のネタにされるKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔、観察眼が斬新すぎるA.B.C-Z橋本良亮など、いずれもアーティスティック（？）なセンスの持ち主ばかりだ。

　永瀬がフォローしたように、“独特な表現”が大物の証しであることは、平野の先輩が証明済み。錚々たるメンバーがそろったジャニーズの“画伯”として名を連ねることとなった平野の活躍を、今後も期待していきたい。