独身ファンも多いはずなのに、「ご結婚は考えないんですか?」と切り込む! JUMP有岡・高木・八乙女主演『孤食ロボット』第6話

2017.7.29

 いつもガキ大将のような口調のヤンチャが、今回はかわいらしいキャラのテレヤを演じ、手編みマフラーや帽子などを着させられ、由美がクルクル回すティースプーンに目を回すなどキュートな仕草も多く見られたため、ファンからは「かわいい」と大絶賛。

 一方で、気になる点も。由美に対してテレヤが「ご結婚は考えないんですか?」「ご年齢は、まもなく40ですよね?」と発言し、由美が「別に結婚しようと思えばいつでもできるの。ただ今はしないだけなの。それに、あなたがいれば結婚する必要ないもん」と答えるシーンだ。また、その回想シーンに対して現在のヤンチャが「その主人、完全に寂しいのバレバレじゃねえか」と小バカにしたようにコメントするシーンもあった。“女性は結婚すべき”という価値観がやや強く出過ぎていたように感じてしまう視聴者もいたよう。以前も、ムジャキが派遣先の希巳(三倉茉奈)に対して「どうして適齢期を過ぎてるのに結婚しないんですか?」と質問しており、女性視聴者が多い作品の割には、女性に対する配慮が欠けているようにも思える。

 次回は、オットリが妻と別居しているご主人のために妻を呼び戻そうと奮闘するストーリーのようだ。家族のあり方が多様化している現代、必ずしも結婚や同居する夫婦関係が「孤食」の解消法ではないはず。現実として、家族の枠組みを越えて地域コミュニティで孤食を解決しようとする動きも活発になっている。せっかくアンドロイドと人間という異色の絆を描いているのだから、人間同士の関係ももう少しバリエーションがあったほうが、作品に深みが出ると思うのだが……。

コメント

  1. 名無しだJ より 2017年7月31日 3:01 PM

    たしかにね。年の進んだ独身女イコール寂しい、早いとこ結婚しなされ、は旧式ネタ。今や個々に陥るのはそんな簡単な図式じゃないしね。

    独身女のみならず高齢者の孤食、あるいは単親家庭の子の孤食をさりげなーく題材にしたら今の時代感覚にぴったりくるかも。

    それも変にお涙な解決ではなくその現状はそれとして受け入れつつも、当人の心情をロボットが支える事でハッピーになれる描き方で。

    せっかくJUMP人気の波に乗って視る人が多いならいい作品になればいいな。

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