最近では、KinKi Kids堂本剛が突発性難聴を発症し、テレビ出演だけでなく、7月15・16日に行われたCDデビュー20周年記念イベント『KinKi Kids Party!～ありがとう20年～』の出演もキャンセルしている。現在も完治に至っておらず、ソロ出演が予定されていた『SUMMER SONIC 2017』（8月19・20日）と『イナズマロック フェス 2017』（9月17日）にも、出演しないことが発表されている。さらに、毎年行われている剛のソロコンサート『堂本剛　平安神宮 LIVE』も中止となった。

　剛は7月15日に放送されたラジオ『堂本剛とFashion ＆ Music Book』（bayfm）にて、自身の状態について説明している。深夜に仕事をしていたところ、体調に異変を感じ、翌日病院へ。そこで「重度の突発性難聴」と診断を受け、医師からはすぐに入院することを勧められたそう。しかし、スケジュールの都合でその時には入院できず、仕事の合間に点滴や内服薬を飲んでいたという。しかし、発症から約1週間後に“ドクターストップ”がかかり、ついに入院することに。

　8月5日に放送された同ラジオでは、剛が現在の病状を伝えるとともに、「周りの方が、なんかいろいろ緊張してはるから。……それをもうちょっと早くしてもらえたらよかったんですけどね、みたいな感じもあるけど」と、笑い混じりではあったが、周囲の人に“チクリ”とコメントしていた。

　KinKi Kidsは今年CDデビュー20周年を迎えたため、テレビ出演にコンサート、シングルリリースなど、特に多忙な1年を過ごしている。そんな中で体調を崩し、剛のように“仕事優先”のためになかなか休養できない、という事態がすでに起こっているだけに、村上の多忙さにファンが体調を心配してしまうのかもしれない。

　さらなる仕事にまでやる気を見せていた村上だが、本人も周囲の人も、仕事と体調のバランスに気をつけてほしいと願わずにはいられない。