一方で、登場人物のひとりである編集者・奥江理子役を、当初は女優・清水富美加（現・千眼美子）が務めると発表され撮影も進んでいたが、清水は“出家騒動”により降板。代役を女優・石橋杏奈が務め再度撮り直すという騒動があったため、ファンの間で「公開できるのか」「内容は大丈夫なのか」と不安視する声が上がっていた。

　しかし、そんな心配を吹き飛ばすかのように、上映中は客席のあちこちから笑い声が上がっていたとのこと。試写会に参加したファンからは「登場人物の勘違いから起こるハプニングに、何度も笑ったしハラハラした！」「清水さん降板して、石橋さんで撮り直しって前にニュースで見て『大丈夫？』って心配したけど、ストーリー面白かったし、石橋さんのコミカルな演技もよかった！」と安堵の声が多かった。

　舞台やドラマの出演を重ね、演技力を磨いてきた丸山。映画単独初主演を果たした今作で、全国のファンに笑いと感動を届けてほしいものだ。