A.B.C-Z塚田僚一出演『さくらの親子丼』第1話、視聴者の注目は“内容”よりも“Tシャツ”に!?
2017.10.10
<ジャニタレドラマ・ネットの声>
■『さくらの親子丼』(フジテレビ系、毎週土曜23時40分~)初回視聴率4.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
A.B.C-Z塚田僚一が出演するドラマ『さくらの親子丼』(フジテレビ系)の第1話が、10月7日に放送された。塚田のドラマ出演はA.B.C-Zメンバー全員で出演した『魔法★男子チェリーズ』(2014年、テレビ東京)以来ということで、ファンの期待も高まっていたよう。初回の視聴率も4.2%と、深夜帯の放送としてはまずまずの滑り出しのようだ。
同作は、主人公の九十九さくら(真矢みき)が営む古本屋「九十九堂」の店の奥にある、「たまりば」と呼ばれる場所が舞台。そこでさくらは、空腹で訪れた客に無料で“親子丼”を提供していた。そのウワサを聞きつけた家出少女の二宮あざみ(吉本実憂)は、非行仲間の正木リエ(柳美稀)とともに、「たまりば」へやって来る。そこには行き場をなくした、少々“ワケあり”な人々がたむろしていた。親子丼の味に感動したあざみは、さくらへ反抗的な態度を取りつつも、「たまりば」に通うようになる。そしてある日、あざみの生い立ちを聞いてしまったさくらは、彼女と自分の間に深い因縁があることを知って葛藤する。
『さくらの親子丼』は、さくらとあざみの“因縁”が軸になっていくよう。長男を16年前に亡くしているさくらだが、その死にはなんとあざみが関わっていたのだ。また「たまりば」へやって来る“ワケあり”な人々にも、順番にスポットが当たる展開になりそう。初回は実の父親を殺した兄と、その妹が「たまりば」で親子丼を一緒に食べ、その後警察に連行されてしまうオチに。子どもたちが悲しい展開に巻き込まれる少々重いストーリーだが、『真珠夫人』(02年)や『牡丹と薔薇』(04年)など、同局で数々のドロドロ展開な“昼ドラ”を世に送り出した東海テレビ制作らしい作風、といったところだろうか。
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