「ジャニオタ生態図鑑」No.1 同じアイドルを応援する人を敵視……“同担拒否”の女インタビュー【前編】

2017.12.29

ーーー「覚えてもらった」と自覚したエピソードってありますか?

Aさん Mくんは、本当にファンの顔を覚えてくれないんですよ(笑)。でもそこが良くて。前の担当は、顔を覚えたファンだけ優しくするんですよ、特別扱い。それが好きじゃなくて、Mくんに担降りしたんです。みんなに優しいMくんが好きなんです。……なんか矛盾してますけど(笑)。1回「覚えてもらってる」と感じたのは、舞台で通路降りしていたときに、私の方を見てお手振りしながら笑ってくれたんです。これが唯一のエピソードですかね。

Bさん 私その場面見てたんですけど、0.1秒ですよ? 「今見てくれたよね!?」とか言われて、「本当に見てた!?」って返した(笑)。

ーーーでも、その1回さえあればいい……?

Aさん そう、ですね~……(遠い目)。

ーーーAさん、どこかに旅立ってしまいましたね(笑)。Bさんは聞くところによると、ファンサされた数を数えているとか……?

Bさん え? 普通数えるでしょ?(笑) チケットの半券に、ファンサしてもらったときの内容を書いておくんです。同じ会場でまたコンサートがあった時用に、“データ化”してます。「ここの席ではこんなファンサをもらったから、今回も期待できそう」とか、予想が立てられるんです。ファンサは“勝ち取るもの”なので、こうやって記録しておくんです。あと、ファンサの内容を書いておけば、コンサートが終わったあとにチケットを見返して「こんなファンサしてくれたな~」って、思い出が蘇ってくるので。

ーーーえ~!? すごい……! ファンサをデータ化するなんて、初めて聞きました。そこまで必死になるのは、「ファンサされたい」「担当を見たい」という気持ちもありつつ、やはり周りの同担への対抗心もあってですか?

Aさん う~ん、そうかもしれないですね。あんまり自覚は無いけど、自分の行動を振り返ってみるとそんな気がします。

Bさん 嫌いな同担が自分の近くにいた時に、担当からファンサをもらえると最高ですよ。優越感に浸ってます(笑)。

 話を聞いていくと、2人には「とにかく担当からファンサービスがほしい」という気持ちを共通して持っていることがわかった。それは同担への“対抗心”でもあるが、もっと“深い理由”がありそう……。後編ではさらに突っ込んで、ファンサービスをもらう方法、そして今後のJr.について語ってもらった調査結果を報告する。

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