ソロ曲名と含みのあるラストシーンに「まだ続きそう!」と期待の声! KAT-TUN上田竜也主演『新宿セブン』最終回
2017.12.25
そして第1話から登場していた餃子屋の店主・シノブ(夏木マリ)が、実は元黄幇会の関係者であり、七瀬の実の母親だったという展開もさることながら、この対面シーンでの上田の感情を爆発させるような演技にファンの視線が集中。「シノブさんとのシーンで、向けた拳銃を下ろす七瀬さんが、鼻水たらしながら泣いてたのがすごく印象的だった。ぐっちゃぐちゃな顔が愛しすぎて、これは抱きしめたいよね!」「『ランナウェイ〜愛する君のために』(TBS系、2011年)のときは泣くシーンでも泣けなくて苦労してたのに、『新宿セブン』では本当に感情移入がうまくなったなぁ~」と、演技面での成長ぶりを評価する声が多数見受けられた。
王への復讐を遂げたものの、逃走中に栞に返り討ちにされ、歌舞伎町から姿を消した七瀬。3年後、質屋を継いだ健太と、やはり姿を消したシノブの餃子店を守り続けていた華の前に七瀬が一瞬姿を現すラストシーンも印象的だった。「ラストで健太と華が振り返るとこの、モデル立ちというかKAT-TUN立ちに痺れた……」「最後の七瀬さんの笑顔からの上田さんソロ曲『未完成のアンサー』(17年)に泣いた!」という感想もありつつ、「そろそろ上田竜也が幸せになれる話を見たい(笑)。どの役もどこかしら幸せになれずに終わってるよね?」と、幸薄い役が続く上田へのツッコミも。
ラストには、七瀬が実在するのか幻なのか、含みを残して終わった同作。放送終了後、ファンの間でもさまざまな“七瀬は死んだor生きている”説が飛び出した。「エリカさんがお店に預けっぱなしにしていた香水の件とか、いろいろまだ隠されたストーリーがありそう!」「『未完成のアンサー』で終わるし、まだストーリーが続く気が。なので続編希望!」「七瀬さんは自分自身が“ホンモノ”になったからこそ、新宿の街から消えていなくなったのかな」「七瀬は仇討ちする時は自分も最後、と覚悟していたような気がしていて。生きていて欲しいけど終わらせてあげてほしいという気持ちもある」などなど。放送日が地域で異なるため、議論はまだ続きそうだ。
演技派キャストたちのアシストもありつつ、カリスマ性のある七瀬という役を見事に演じきった上田。その演技には「回を重ねる毎に演技に繊細な感情が乗っかってきていて、これまで見たドラマや映画の中でも一番引き込まれた」という声が数多く見受けられ、“11話が丸ごと役者・上田竜也のPV”といえるレベルの当たり役だったことは間違いないだろう。来年3月28日には同作のBlu-ray BOXが発売されるが、こちらで七瀬の活躍を見返しつつ、役者としてひと皮剝けた上田の次回作を待ちたい。
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