“エプロン深山”は最初から見ないとわからないよ！

　嵐・松本潤が主演を務める『99.9―刑事専門弁護士―SEASONII』（TBS系）の第4話が、2月4日に放送された。平均視聴率は16.8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同）となり、第3話の16.2％より0.6ポイント上昇。初回から安定した高視聴率を保っている。

　本作のタイトルは、日本における刑事事件の裁判有罪率99.9％を表すもので、個性的な刑事事件専門の弁護士たちが逆転が難しいとされる0.1％の可能性にこだわり、真実を追究し奮闘する、新感覚のリーガル・エンターテインメントドラマ。2016年4月期にシリーズ1が放送され、好評につき続編の放送となっている。

　第4話では、班目法律事務所に相談にやってきた岩村梢（有森也実）から、夫で工場の社長である岩村直樹（ユリオカ超特Q）の「無実を立証してほしい」と依頼を受ける。直樹は取引先の「タナハシ機械製作所」の専務を殺害した後、自殺したとされているが、梢は事件の当日に直樹から届いたメールの内容から、直樹は殺人など犯していないと確信していた。しかし佐田篤弘（香川照之）は、被疑者死亡のまま書類送検され、今後裁判が開かれることがない“終わった事件”について、これ以上弁護するのは無理だと依頼を断ってしまう。